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いざ地震!想定される災害の種類とは?どうやって備えればいい?


記憶に新しい東日本大震災
そして震度7規模の熊本地震

過去を振り返ってみても、
関東大震災阪神淡路大震災
地震大国の日本。

今後も東京直下型地震や
南海トラフ地震と
大地震発生リスクがささやかれています。

地震による災害
どんな種類があるか、
どのようなことが想定されるのか、
いま一度、確認しておきましょう。

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地震災害の種類はどんなものがある?

地震による災害は、

大きな揺れが引き起こすもの
地形の変動が引き起こすもの
・設備の損壊で社会機能に影響を与えるもの

という大きく3つの要素からなります。

これらの要素から、
どんな被害が起こりうるのか
さらに詳しく見ていきましょう。

 

大きな揺れが原因となる災害

<建物の倒壊>
倒れたものやガレキの下敷きになる。
外壁やガラス破片の落下でケガをする。

<土砂崩れ・がけ崩れ・地割れ>
土砂が建物ごと破壊する。
通行中、土砂に飲み込まれる。
道路が通行できず、集落が孤立化。
物資がすぐに届けられない。

<液状化現象>
水分を含んだ土地が揺さぶられ、
水分が浮き上がり、地面が沈下する。
家屋などの建物が傾く。

<火災>
調理やストーブなどの火が元で
建物が倒壊した際にガレキに燃え移る。

 

地形の変動が原因となる災害

<津波>
海底地盤が大きくずれ動き、
海水も動かされ、津波が発生。
水位によって、建物も破壊する。

<地盤沈下>
地盤がずれ、地面全体が沈下。
海・川・湖・沼などの周辺で発生すると、
その周辺の土地が水没する恐れあり。

 

設備の損壊で社会機能がマヒする災害

さまざまな設備が壊れることで
引き起こされる災害があります。

<停電>
電話などの不通で連絡ができない。
電車運休で、都会では多くの帰宅困難者。
在宅医療患者の装置の電源対策が必要に。
(人工呼吸器、在宅酸素)

<断水>
衛生状態の悪化。
脱水症状、感染症のまん延。
夏場であれば熱中症の危険も。

<ガス設備の損壊>
ガス漏れの危険。
停電から通電した際に、
火災の引き金になる恐れあり。

<ガソリン供給制限>
停電や通行止めの影響で
タンクローリーが出られず
ガソリンスタンドへの供給が遅れる。

スタンドでは
緊急車両のみの供給などと
制限がかかる。

ガソリンが行き渡りにくく
車移動ができない。

 

ライフラインの断絶が長期にわたると、
人の命にもかかわってくるのです。

一人暮らしの高齢者や障がい者。
食料調達ができず、
孤独死されていたという例も…。

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何を備えておいたらよい?

ここまでで、
さまざまな災害の種類をみてきました。

では、どんな備えが必要なのでしょうか?

・家具の固定
・避難場所の確認
・公衆電話の場所を確認
(災害時は無料で優先的に使えます。)
・携帯電話・スマホの災害用伝言板の使い方に慣れておく
(家族全員でマスターするとよいでしょう。)
・ガソリンは半分になったら給油
・非常持ち出し袋を用意
・3日分の水、保存食の備蓄

女性の場合の生理用品や
赤ちゃんのオムツは、普段から
多めに備えておきましょう。

ケガで出血した際にも
止血用として役立ちます。

大きな地震が来た時の行動としては、

・コンロ・ストーブの火はすぐ止める
・ドアや窓を開けて逃げ道確保
・クッションやカゴで頭を守る
・ブレーカーを必ず落とす。通電火災防止
・ガス漏れの危険あり、たばこ、電気器具をすぐに使用しない
・揺れが落ち着いてからすぐに避難

とにかくまずは自分の身を守ることです!

 

おわりに

私は東日本大震災当時、
関東で被災しました。

電気が使えること、
人のつながりのありがたさ
心から実感した経験でした。

またいつ来るかわからぬ大地震

災害時の備えについて
家族のみんなで再確認し、
不安を少しでも安心できるものに
変えていきましょう!

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