はてなスッキリ

日常の疑問をスッキリ解決します!

*

新米と古米、一目瞭然の見分け方とは!


は、
食の欧米化といわれる現代でも
今もなお、
日本の食卓
年中欠かすことのできないものです。

そのため、
店頭でも一年中販売されています。

店頭で「新米」の表示を見て、
嬉しさのあまり飛びついて
買ってきたものの、

いざ炊いてみると、
つや、粘り、柔らかさが少なく、
がっかりしたことはありませんか?

実は、店頭で
「新米」と表示されている米は
100%新米ではないことが多いのです。

とれたての新米は、値が上がります。

人気もあるので当然でしょう。

でも、店頭で出回る新米は、
価格が安いことがありますよね?

それは、売れ残った古米
新米とブレンドして、
新米として販売しているから、
安く提供できるのです。

現在は保存技術が進歩しており、
新米古米区別が難しくなっているのも
事実です。

ですが、
全く見分け方がないわけではありません。

ここでは、
新米と古米の見分け方
役立つ豆知識をご紹介します。

用意はいいですか?

Sponsored Link

 

新米と古米にまつわる豆知識

まずは見分け方の前に、
定義の話からしてみようと思います。

米穀年度によりますと、
毎年11月1日~翌年10月31日の1年間に
収穫されたものは、「新米」になります。

また、JAS法でも、
収穫した同年の、12月31日までに精米、
包装されたものに限り、
「新米」と表示できるとあります。

つまり、
前年の11月1日~12月31日に、
収穫、精米、包装をされたものだけが、
新米」として店頭に並ぶというわけです。

 

いっぽう「古米」とは、
収穫して1年以上経った米
つまり、前年に収穫された米のことをいいます。

さて、ここで問題です。
前々年(2年前)に収穫された米
何というと思いますか?

実は、古米は何年前に
収穫されたかを区別するため、
面白い言い方をするのです。

答えは、「古古米」です。

嘘だと思ったあなた!

私は、冗談を書いているわけではありません。
いたって本気です!(笑)

ちなみに、現実にはそんな米は
まず存在しないでしょうが、

5年前に収穫された米は、
「古古古古古米」となります。

 

新米と古米の見分け方

前置きが長くなりましたが、
本題に行きましょう!

新米と古米の見分け方ですが、

冒頭にも書いた通り、
現代では保存技術が進歩しており、
判別が難しくなっています。

判別する機械はあるのですが、
保存技術が優れていて、
せっかくの機械
あまり役に立たないようです。

そんな時、
一番頼りになるのは、
人の五感をフル回転させることです。

ここでは、人の五感を使った
判別方法をお教えします。

 

1つ目の方法です。

まずは米袋に直接、
手を入れてみてください。

米は劣化すると、
白い粉が付くようになるので、
簡単に「古米」であることを判別できますね。

 

2番目の方法は、
米を何粒か奥歯で噛んでみて、
割れ方で判断します。

新米水分量が多いので、
柔らかくて比較的割れやすく

古米水分量が少ないので、
固くて割れにくいはずです。

お米に透明感がなかったり、白っぽい。
あるいは、もみ殻が入っている。

などという見た目だけで、
米の鮮度を判断するのは、
非常に難しいことです。

「古米」かも?と思ったらまず、
上記の方法をぜひ試してみてください。

Sponsored Link

 

見分けることも必要ですが・・・。

ここまで、米の見分け方を書いてきましたが、
何よりも大事なのは、
信頼のおける店舗で、
適正な価格で購入することだと
私は思います。

高価なものを買う必要はありませんが、
私たち消費者が、
適正な価格のものを購入することで、

店舗側も、ブレンドなどはせずに
新米100%を「新米」として、
販売してくれるようになるでしょう。

米に限ったことではありませんが、
消費者にとって納得の行く
商品を手に入れるには、
消費者自身のモラルにかかっています。

 - グルメ・レシピ