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徹底比較!!床暖房VSホットカーペット!電気代が安いのは?


寒さが厳しくなると、
暖房器具が恋しくなります。

学生時代、休み時間になると、
教室に置いてあったガスストーブの
周りを囲み、大勢の生徒で
暖を取っていたことを
思い出します。

しかし時代は移り変わり、
現在では、エアコン、ホットカーペット、
床暖房などの
危なくない空気を汚さない
暖房器具が主流です。

ここでは、
似てるようで似ていない、
ホットカーペットと、
床暖房をピックアップし、

それぞれの暖房器具の特徴
電気代の比較
電気代を抑える効率の良い使い方
お教えします。

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ホットカーペットと床暖房の特徴

冒頭で、
ホットカーペット床暖房は、
似ているようで似ていないと書きました。

では、どこが違うのか
ひも解いていきましょう!

 

まずは、ホットカーペットの
しくみからお話します。

ホットカーペットは、

カーペットの中の電線に、
電気を通すことで電気的な発熱を発生させ、
表面を暖める暖房器具です。

暖まる箇所が限られているので、
セラミックファンヒーターなどと比べると、
省電力です。

 

次は、床暖房のしくみです。

床暖房には、電気の他、
ガスや灯油を利用するものもありますが、

電気を使用した床暖房は、

床に放熱器を内蔵したパネルを敷き詰め
それを発熱させることで、
床を温める暖房器具です。

床から出た赤外線が、
天井や壁に反射して、
部屋全体を暖めることができます。

ホットカーペットと床暖房の
違いを一つ上げるならば、

部屋全体が暖まるか、
表面だけが暖まるか」
ということになるでしょう。

 

ホットカーペットと床暖房、それぞれの電気代は?

ホットカーペットと床暖房、
それぞれの特徴を書きました。

こうして特徴を見ていくと、
床暖房には欠点がなさそうですが、
実はあるのです。

それは電気代です。

床暖房の電気代にふれる前に、
まずはホットカーペット
電気代を見てみましょう。

一般的な200W~400W
くらいの消費電力のものを
1時間運転させた場合の
ホットカーペットの電気代は、

2畳用で5~8円ほど
3畳用で7〜10円ほどです。

1日15時間運転させたとして、

1ヶ月(30日)あたりの電気代は、
2畳用2,300~3,600円くらい、
3畳用3,100~4,500円くらいになります。

こたつは1時間あたり2~3円、
セラミックファンヒーターは
1時間あたり13~30円ですので、

そんなに電気代が高いわけではない
いうことがわかってもらえたかと思います。

 

では、
床暖房はどれくらいの電気代がかかるのか?

床暖房と一言に言っても、
様々なタイプがあります。

大きく分けて、
電気ヒーター式と温水循環式があるのですが、

電気ヒーター式の床暖房
8畳向けのものを
15時間運転したときの1ヶ月電気代は、
12,000円くらいになります。

ちなみにですが、
温水循環式の都市ガスを利用する床暖房
8畳向けのものを15時間運転したときの
1ヶ月ガス代8,000円ほどです。

同じ床暖房でも、
電気ヒーター式と温水循環式では
かなりのコストの差があることが
分かっていただけたと思います。

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ホットカーペットと床暖房の上手な使い方は?

ここまで、ホットカーペットと床暖房の特徴、
電気代を書いてきました。

ここで問題です。

数ある暖房器具の中で、
一番効率の良い
消費電力の少ないものは何だと思いますか?

答えは、
意外に思うかもしれませんがエアコンです。

消費電力が少ないものは、
こたつがありますが、
効率の良さでは、
エアコンに勝るものはありません。

 

節電をする1つ目のコツは、
ホットカーペットと床暖房
どちらを使ったとしても、
節電するにはエアコンを併用することです。

エアコンを使い空間が暖まることで、
弱い運転でも満足できるので、
結果節電につながります。

 

2つ目のコツは、
断熱をすることです。

まずは外の冷気が家の中に入るのを防ぐため、
窓を断熱しましょう。

ホットカーペットの場合は、
カーペットの下に敷く、断熱シート
販売されています。

断熱シートを活用することで、
熱が逃げず
結果、弱い運転でも満足できるようになるのです。

 

最後に

ホットカーペットと床暖房に
スポットを当て比較をしました。

ちまたでは電気代がかさむと言われている
ホットカーペット
意外に電気代がかからず

いっぽう床暖房は、
電気ヒーター式の場合、
コストが高いことがわかりましたね。

2016年4月から開始された
電力自由化により、
電気の購入先を自由に
選べるようになりました。

これにより、
今までコストが高かった
床暖房が少し安く利用できるかもしれません。

暖房器具の種類は段々増えていっています。

まずは個々にあった暖房器具
購入することが大事です。

上手に節電し、快適な冬を過ごしましょう!

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