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千歳飴と金太郎飴の違いとは?由来は?どんなときに食べられる?


誰もが幼いころ、
千歳飴」と書かれた
大きな袋をもって、
神社を歩いたのではないでしょうか?

長くて大きな飴を見たとき、
これを一人で食べられる!なんて
テンションが上がった方も
多いはずです!

ですが、
大きくなって、
ふと疑問に思います。

千歳飴とよく似た、
金太郎飴というものがあることに。

今回は、
同じようにみえて同じではない
千歳飴金太郎飴違いについて
ご紹介します。

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見た目を比べてみよう

まずは、見た目について
比べていきましょう。

その違いは一目瞭然!

千歳飴
1本の長い飴です。

切られることなく
長い状態で、
私たちのもとへやってきます。

 

金太郎飴
カットされた、
一口サイズの飴です。

少し長さを残したものもありますが
一口サイズにカットされて、
私たちのもとへやってくるのです。

つまり、
長いままのもの千歳飴
短くカットされているもの金太郎飴
ということになります。

 

飴の作り方

千歳飴
飴自体が、軽くて
中がスカスカして、
割れやすくなっています。

長寿を祝う縁起物
とされているため、
割れたり、折れたりすると、
あまり良くない!

なんて話を聞いたこともありますが、
家族みんなで、
割って食べられるように、
このような作りになっています。

また、
千歳飴が売られ始めた江戸時代は、
まだまだ甘いものが、
とても貴重だった時代であったからだとも、
言われています。

貴重な、甘い食べ物、
千歳飴がもらえるというのは、
子どもたちにとって、
嬉しいものでもあったに、
違いありません!

 

一方で金太郎飴
中身まで、しっかりと詰まっていて、
全体がベトベトしています。

切っても切っても
同じ柄がしっかり出るように、
丁寧に作られていることが、
よくわかります。

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どんな時に食べられる?

千歳飴といえば七五三
やはりここは欠かせません。

長い1本の飴となっているのは、
長寿を願い、祝うためです。

「千歳飴」と袋に書かれていますが、
千年」がもとと言われています。

長い千歳飴を食べて、
千年もの長寿になる!
という意味合いも込められています。

また、先ほども述べたように、
甘いものが貴重な時代には、
大人への贈り物としても、
お祝いごとに用いられていました。

 

金太郎飴は、
観光地で購入したり、
お土産でいただいたりして、
食べたことがあるのではないでしょうか?

「金太郎飴」という名前ですが、
金太郎柄だけではなく、
最近では、いろいろな模様や色があります。

買う人、貰う人に、
見ることの楽しさも、
教えてくれているのです。

 

まとめ

千歳飴金太郎飴違いについて、
お分かりいただけましたか?

長さが違うだけで、
味もほとんど変わらない
2つの飴ですが、
まったく違うのです。

とくに千歳飴は、
誰もが一度はもらうものです。

この機会に、
千歳飴と金太郎飴の違いを、
お子さんに教えてあげるのも、
いいかもしれませんね。

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