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鏡開きの酒樽の価格は?量と大きさはどれくらいがいい?

結婚式会社のパーティーなどで見かける
酒樽を木槌でたたくイベント、鏡開き

特に正月は各所で鏡開きが行われています。

商店街や会社の行事、テレビの中継などで
見かけた方も多いかもしれません。

ところであの酒樽って
価格はいくらぐらいするのでしょうか?

今回は酒樽の価格と鏡開きにまつわる
マメ知識をご紹介します!

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酒樽の価格! ネットで買えるの?

そもそも論として鏡開き用の酒樽って
個人で買えるの?
専門の業者さんしか買えないのでは?
と思いネットで調べていたところ
価格.com で調査をすることができました!

調べてみた結果
・業者でなくても個人で購入できる
酒樽の種類がわりと豊富
ということが判明しました。

大きさによって価格がかなり変わるので、
まずは酒樽選び
基礎知識から見ていきましょう。

 

鏡開きの酒樽は1升(しょう)から
4斗(と)までサイズがいくつかあります。

サイズを決めるのに必要なのは、
鏡開きに招待するお客さんの人数です。

鏡開きの時に配るマス1杯の大きさは
1合(ごう) = 180ml

これが1人あたり必要な量になるため、
例えば10人で鏡開きをするなら
10合 = 1,800ml = 1升となり、
1升サイズの樽をさがせばOK。

同じく100人で鏡開きをする場合、
100合 = 10升 = 1斗となり、
1斗サイズの樽を用意します。

このように、人数ごとに使う樽の大きさ
おおよその価格が決まっています。

では、大きさと価格を見ていきましょう。

10人までなら1升樽
おおよそ8,000円から13,000円

10人から20人の間なら2升樽
2万円前後で買えますね。

30人から50人の間なら5升樽
3万円前後で買うことができます。

100人ほどのパーティーならば1斗樽
4万円前後になります。

200人ほどでしたら2斗樽
5万円から6万円ほど。

400人ほどだと、一番大きい4斗樽
7万円から20万円まで種類が豊富です。

これが鏡開きの酒樽に
最低限必要な費用となります。

これに
ひしゃく 約1,000円
木槌   2,000円から3,000円
マス   500円×参加人数

の代金が加わります。

下手したらお酒よりも
マス代の方が高くついた、
なんてことにもなりそうです。

マスを400個用意したらそれだけで
20万円ですからね・・・

 

一方、少人数向けの1升セットの場合、
ひしゃくやマスなどの小道具が
全部セットでついてきます。

こちらは気楽に鏡開きができますね。

ただ、1万円で1升の鏡開きセットには
ちょっと注意したい点も。

この価格帯だと樽だけで
中身のお酒がない商品があるので、
しっかり表示を確認しましょう。

せっかく買ったのに中身がからっぽ・・・
なんてあんまりですからね。

こういった商品の場合、専用のお酒セット
別売りされているので探してみましょう。

 

調べていておもしろいなーと思ったのが、
樽の大きさは4斗なんだけど
上げ底になっていて、
2斗や1斗しか入らない樽
というのが結構売ってたことです。

人数はそんなにいないけど、
大きな樽で景気よく鏡開きしたい!
という要望が多いのかもしれません。

4斗樽というと、大企業のパーティーや
芸能人の披露宴で見かける
一番大きな樽ですね。

60センチほどで、大人のひざ下くらいの
高さがあります。

人生一度はこんな大きな樽で
鏡開きしてみたいものです!

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鏡開きの由来とマメ知識

さて、いままで何の断りもなく「鏡開き
という言葉を使ってきましたが、
鏡開きってもう一つ用法がありますよね。

正月の最後、1月11日に
鏡餅割って食べる鏡開きです。
(なお、地方によっては20日や
4日の場合もあります。)

こちらの鏡開きは、正月に飾っていた鏡餅
正月の終わりとともに下げて、
神仏に感謝しつつ食べて祝う行事です。

これの起源は江戸時代。
武士の家で、鎧に供えていたおもちを
正月終わりに雑煮にして食べた風習
由来しています。

武士のイベントが元になっているため、
おもちはゼッタイ刃物で切りません。
刃物で切るのは切腹を連想させるからです。

そのため、おもちは木槌で割って食べるのが
お約束です。

また、切腹を連想させるので、
「切る」「割る」という表現も厳禁。

なので鏡割りではなく、「鏡開き」と
呼ばれています。

むかしのお侍さんは
縁起重視だったんですね。

さて、名前が同じお酒の方の鏡開き
1月11日のイベントと何か関係があるのか
というと、実はあまり関係ないみたいです。

もともとは樽の上にのっている木蓋
酒屋さんでは「」といい、
それを開けるイベントなので「鏡開き」
というようになったようです。

ただ、鏡割りではなく「鏡開き」なのは
先ほどと同じく縁起を担いでのことなので、
ちょっとだけ関係があるともいえます。

祝い事で縁起を担ぐのはいかにも
日本人らしいですね。

 

鏡開きの酒樽について・まとめ

鏡開きの酒樽はネットで普通に売ってた!

・酒樽の価格は全部セットで8,000円から

餅の方の鏡開きとはあまり関係がなかった

嬉しい時、なにかの記念日、
そして景気を付けたいとき。

人生一度は酒樽に木槌をふりおろして、
鏡開き」やってみたいですよね。

年末年始は祝う行事が多いため、
特に鏡開きセットの注文が
酒屋さんに殺到するそうです。

鏡開きをやりたい方は計画的に準備して
最高のイベントを演出しましょう!!

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