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ボーナスがもらえない?退職の時期を失敗しないためには?

「退職するならボーナスをもらってから」

と考えている方は多いと思いますが、
そこで重要なのは退職時期ですね。

たいていの企業のボーナス支給時期は
6月12月ですが、
その前後に退職するとなると、
ボーナスの支給はどうなるのでしょうか。

気になるポイントについてご紹介します。

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ボーナスには査定期間がある

多くの企業は、ボーナス支給にあたり、
査定期間を設けています。

この期間は
法的に定められているものではなく、
企業が独自に定めるものです。

12月に支給されるボーナスの査定期間が、
同年4月~9月までという企業もあれば、
6月~11月までという企業もあります。

詳細については就業規則等で
定められていますので、
退職を計画する前に確認するのが良いでしょう。

 

支給日に在籍していないとボーナスはもらえないの?

ボーナス支給日に在籍している人が、
支給の対象者であると
定められている場合には、

査定期間に在職していても、
支給日より前に退職した場合には
ボーナス支給されません

例えば、ボーナス支給日が
退職前の有休消化期間であっても、
支給日に在籍していれば、支給対象になります。

支給日に在籍しているかどうかの
定めがない場合には、
支給日以前に退職した場合であっても、
査定期間内に、在籍していた期間に
応じた額支給されます

こちらも会社ごとに異なるので、
就業規則を確認しましょう。

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退職願を提出する時期

それではボーナスをもらってから
退職するためには、実際に
いつ頃退職願を出せば良いのでしょうか。

企業はボーナスの支給条件を
独自に定めることができるので、

例えば、退職予定者のボーナスを
減額して支給する等の
規定を置くことも可能です。

よって、
ボーナス支給日前に退職願を提出した場合、
企業の規定によっては、
ボーナスが減額されることも予想されます。

ボーナスを満額もらって退職するためには、
支給日の直後に退職願を提出し、
翌月退職するのが
ベストなスケジュールですが、

ボーナスをもらって、
すぐに退職願を提出するというのも、
もらい逃げのようで、
気が引けるのではないでしょうか。

これまでお世話になった感謝の意も含め、
なるべく円満に退職したいのであれば、

ボーナス支給後
少なくとも1~2週間経ってから、
退職を考えているという意思を伝え、

退職日については、
職場の状況や後任の手配等も含め、
上司とよく相談して決めましょう。

次の転職先を決めてから退職する場合には、
内定から就業開始まで、
2ヶ月程度余裕をもって進められるよう、
転職先にも相談しておきましょう。

しかし、現職のボーナスにこだわって、
転職のチャンスを逃すのは
とても残念ですよね。

どうしてもタイミングが
合わないようであれば、
ボーナス支給日前退職願を提出し、
ボーナスが満額支給されないとしても、
円満退社に向けた調整をするのが
大人の対応と言えるでしょう。

 

ボーナスをもらうためには規定を確認することも大事

いかがでしたでしょうか。

せっかくのボーナスですから、
できればもらってから退職したいものですね。

しかし、ボーナス支給についての条件は、
基本的に企業側が自由に定められるので、
査定期間や支給対象をしっかり確認してから、
退職の計画を立てましょう。

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