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ひな祭りに食べたい!縁起のいい食べ物を紹介します!


ひな祭りには
ひな人形を飾り、

ひなあられちらし寿司
はまぐりのお吸い物などを食べますよね。

3月3日
当たり前のように食べられていた
それらの食べ物には、

それぞれ
意味があるって、
知っていましたか?

意味なんて知らず

「ひな祭りに食べるのだから、
何か意味があるのかな?」
などとかすかに思いながら、

何となく食べていたという人が
大半でしょう。

そこで今回は、

ひな祭りで食べる
縁起のいい食べ物を、

紹介していきたいと思います。

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ひな祭りって何のお祭り?

ひな祭りに食べる
縁起のいい食べ物の紹介を
する前に、

ひな祭りとは、
何のお祭りか知っていますか?

女の子が主役のお祭りだということは
わかっても、

女の子の何を祝う日なのか
よくわかってない人も
いるでしょう。

ひな祭りとは、

女の子
生涯、健康幸せに暮らせるように
という願いを込めて、
お祝いをする日のことです。

ちなみに、
ひな祭りには
ひな人形を飾りますが、

何の意味もなく
飾っているわけではありません。(笑)

ひな人形は、
女の子の厄除けのために飾るのです。

厄をはらうことは大事なことですが、
それだけでは終わらないのが
日本の人々。(笑)

 

さすがは、
言葉に異様までの執着を持つ民族。

ここまで、
何でもかんでも
縁起担ぎをする民族は他にはいません。

有名なところだと、
受験生が「カツ」を食べるのがそうですよね。

他には、
結納品やお正月に食べられる
するめを「あたりめ」と呼ぶのもそうですし、

お正月の「鏡開き」も、
本当は鏡割りなんですが、

縁起が悪いからと
鏡開きと言われるようになったのも
縁起担ぎです。

他にもたくさんあるのですが、
こうしてみると、
運気を上げたい出来事
祝い事に縁起担ぎがよく使われています。

 

話を戻しましょう。

ひな祭りは、
女の子が
生涯、健康で幸せに暮らせるように
という願いを込めて、
お祝いをする日でしたよね?

そうです。
お祝い事」なんです。

ひな祭りも、
縁起担ぎが大好きな民族の
お祝い事ですから、
どこかに縁起担ぎがある
考えてしまうのは、
当然のことでしょう。

ひな人形は厄除けのために
飾るのですから、
残るのは、
食べ物しかありませんよね!(笑)

ひな祭りに食べる
縁起担ぎの意味がある
食べ物の数々は、

どれも立派な
意味のあるものばかりですよ。

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ひな祭りに食べる縁起のいい食べ物を紹介!

では、本題へと行きましょう。

ひな祭りに当たり前のように
食べていた食べ物
意味を紹介していきますね。

 

1、ちらし寿司

ひな祭りと言ったら
まず思い浮かぶのがちらし寿司ですよね!

ひな祭り=ちらし寿司というくらい
有名な食べ物ですが、

ちらし寿司自体には
これといって意味はありません。

ちらし寿司は、
ひな祭りだから食べるのではなく、
お祝いの席に向く料理なんです。

その理由は2つありますが、

 

1つ目は、
非常に見た目が華やかで、
豪華に見えることです。

せっかくお祝いの席に食べるんですから、
やっぱり見た目が華やかなのは大事ですよね!

 

2つ目は、
ちらし寿司に乗っているです。
ちらし寿司は、
れんこんエビが乗っていますよね。

れんこんは、
たくさん穴が空いていることから
見通しがきくという意味が、

エビは、尾が曲がっていることから
長生きできるという意味があり、

縁起が良いとされているのです。

ひな祭りなどのお祝いごとに
ちらし寿司を作る時は、
れんこんとエビは必須ですよ!

 

2、はまぐりのお吸い物


女の子のいる家庭では、

高価だけど
買わなければならないのが、
はまぐりですよね。

ひな祭りに
はまぐりを食べる理由は、
2つあります。

 

1つ目は、
はまぐりが
一番美味しくなるのが、
ちょうどひな祭りの時期
ということです。

ひな祭りに食べなければならないという
直接の理由ではありませんが、
のものは栄養豊富!

現代と違い、
昔は日本でも
たくさんはまぐりが
とれたのでしょうね。

 

続いて2つ目の理由です。
はまぐりは、初めから対になっている
貝殻同士でないと
絶対に合わないことから、

「生涯、1人の人と夫婦として仲良く暮らす」
という意味があり、

良縁に巡り合い
幸せになれますようにという
願いが込められているのです。

娘の幸せを願う親の願いは、
今も昔も同じなんですね!

 

3、菱餅

菱餅といえば、
緑、白、ピンクの色合いが綺麗な
ひし形の餅ですよね。

意味については、
いろいろな説がありますが、
大きく分けて2つあります。

 

1つ目は、

緑は健康・長寿、白は清浄
ピンクは魔除けの意味があり、

さらに、昔から伝わる本来の菱餅は、

緑はよもぎで、白はひしの実、
ピンクはくちなしの実で
色が付けられていました。

色を付けるために使われたものには、
それぞれ薬効があり、

よもぎは厄除け、
ひしの実は血圧を下げる効果が、

さらに、
くちなしの実は、
解毒作用があることから、

菱餅には、
娘が健康で
災厄に降りかからないようにという
願いが込められているのです。

子供のころから、
食べていた菱餅には、
そんな親の願いが込められていたとは!

そんなこと知らず、
食べてましたよ。(笑)

 

2つ目は、

緑は大地、白は
ピンクはを意味し、

さらに
3色が合わさることで、

残った雪の大地から新芽が出ると、
やがて桃の花が咲き始める』
という意味になり、

春の到来を表わしているそうです。

確かに、
緑、白、ピンクが合わさると、
なんとなくを連想してしまうのは、
私だけでしょうか?

 

4、ひなあられ

ひな祭りの食べ物と言えば、
ちらし寿司と並んで、
真っ先に頭に浮かぶのが
ひなあられですよね!

昔、「ひなの国見せ」といって、
雛人形を持って野原や川、
浜辺へ出かけて
お雛様に景色を見せるという風習があり、

その際に、
ごちそうと一緒に持って行ったお菓子が
ひなあられです。

本当は
菱餅を持って行きたかったけれど、
外では食べずらいので、
小さく砕いて作ったのが始まりとも
言われています。

 

ところで、
ひなあられは
3色のもの4色のものがありますよね!

3色のものは、
緑は樹木、白は(の)大地
ピンクは生命を意味することから、

ひなあられを食べることで
自然が持つエネルギー
得ることができ
1年を健康で過ごせるようにという願いが
込められているのです。

対して4色のものは、
四季を表していると言われています。

白は、緑は
赤は、黄色はを表していて、
こちらも3色の場合と意味は
同じようなもので、

1年間幸せでいられるようにという
願いが込められているのです。

小さくてかわいいひなあられにも、
ちゃんと親の子を想う願いが
込められていたんですね!

 

5、白酒

最後は、一番馴染みの薄い白酒です。

ひな祭り=甘酒というのは
よく聞きますが、
白酒はあまり聞きませんよね。

それもそのはず、
白酒は
アルコール度が高いお酒だからです。

でも、
ひな祭りは女の子、
つまり子供が主役!

白酒は子供には飲めないので、
その代用品として
麹を使った甘酒
使われるようになったのです。

見た目が白酒に似ているというのも、
甘酒が代用された理由でしょう。

なので、
白酒=甘酒ではありませんよ!

白酒と甘酒は全くの別物です。

 

でも、おかしな話ですよね!

女の子、つまり子供が主役のお祭り
どうして大人がたしなむお酒があるのでしょう?

今でこそ子供が主役ですが、
元々は、大人も参加するお祭りだったので、
お酒が飲まれていたのですね。

ひな祭りは、
元々は平安時代に中国から伝わった風習が
元になっているのですが、

同時に、桃の花を漬けた薬酒
桃花酒」も日本に伝わりました。

桃には邪気をはらう
効果があると言われていた事から、
日本でもひな祭りには
「桃花酒」が飲まれていたのですが、

薬酒というだけあって、
飲みにくかったのでしょうね。

いつしか、飲みやすい白酒が
好まれるようになったのです。

ちなみに白酒には、
桃の花は入っていません。(笑)

つまり意味のあるお酒は、
平安時代に飲まれていた
「桃花酒」だけということになりますね。

 

まとめ

いかがだったでしょうか?

ひな祭りに食べる縁起の良い食べ物
紹介しました。

今まで何となく食べていた食べ物には、
実は子を想う親の想い
込められていることがわかりましたね。

ひな祭りを祝ってもらっている人も、
そして女の子を持ち、
祝ってあげる立場になった人も、

今まで何気に食べていた食べ物の
意味がわかると、
いっそうひな祭りを
楽しむことができるでしょう。

 - ひな祭り, 年間行事