母の日のプレゼントは迷惑？義母との実体験から学んだこと
ゴールデンウィークが終わると、
近づいてくるのが
母の日ですね。
私は、実母には
毎年母の日にはプレゼントをしています。
事前に何がほしいかを聞き
それをプレゼントするのですが、
やはり、
年の離れた人に
贈り物をするというのは、
気を遣うものです。
とはいえ母の場合は、
こちらが贈ったものに対して
素直に喜んでくれるので、
そのまま何十年と
来ているというわけですね。
もう今更
辞めることもできないですし、
母が欲しいものがある限りは、
ずっと続くのだろうと思っています。(笑)
でも世の中には、
いろいろな考えの人がいるもの。
母のように
貰ったものにケチを付けない人ばかりでは
ありません。
中には、
母の日のプレゼントそのものを
迷惑がる人もいます。
実は、義母がそうなんです。
「貰ったものには
どんなものにも感謝をするように」
と親から教えられてきた私には、
ほんとに理解しがたいことなのですが、
いるんですよね。
人の好意を迷惑がる人が・・・。
今回は、
私の実体験を交えながら、
迷惑がる人の心理、
対処方法まで、
ご紹介していきたいと思います。
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母の日なんて迷惑だ！
まずは、
私の体験談を書かせてください。
私が
義母に母の日のプレゼントを
したのは、
結婚した年のことです。
その年の
ゴールデンウィークには、
私は主人の実家に帰省していました。
そこで台所に立ち
家事を手伝いながら、
母の日にふさわしいアイテムを
探していたのです。
贈ってあげようと思ったのは、
フライパンと包丁でした。
フライパンはコーティングが剥げており、
包丁は刃が欠けていたからです。
主人とともに、
自宅へと戻った私は
すぐさまインターネットで、
商品を探しました。
主人は両親がいますから、
その一か月後にせまる
父の日も同時にしようと考え、
義母には、
フライパンと包丁を、
焼酎好きな義父には、
名入り焼酎を贈ることにしたのです。
そして母の日当日。
プレゼントが届いたのを知っていた私は、
どんな反応が返ってくるか
ドキドキしていました。
その反応が主人のところへと返ってきたのは、
その日の夕方のことです。
普通、お礼の電話なら
そんなに長電話はしませんよね。
ですが、
その日の電話は2時間強！
義母は、
もともと電話好きな人で、
電話すると長い人なのですが、
その日の電話は、
異様なまでの長さ。
あまりの長さに、
これは感謝の電話じゃなく
苦情の電話だなと
なんとなくわかりました・・・。
電話が終わり
疲れ顔の主人に、
何を言われたのか問いただすと、
「フライパンも包丁も
汚くて悪かったな！！」
「私は良かれと思って、
今の道具を使っている。
こんなことをされたら迷惑だ！」
「焼酎だって、
こんな高いものはいらない！」
と言われたそうです。
私に問いただされて、
ようやく口を開いた主人ですが、
これ以上は
何度聞いても答えてくれませんでした。
きっと、
これ以上に言われていたのでしょうね。
母の日のプレゼントを迷惑がる人の心理とは？
私の実体験を
長々と書かせていただきましたが、
私は当時、
主人から義母に言われた言葉を
聞いた時、
あんな偏屈な人は、
義母くらいのものだと思っていました。
でも世の中には、
義母と同じような考えの人も
いるようですね。
では、
義母のように、
人の好意を迷惑がる人の
心理はどのようなものなのか、
探っていきたいと思います。
私が義母と
嫁姑の間柄になって
10年を超え、
何となくわかってきたことがあるのです。
少し乱暴な書き方をしますと、
自分のことは
どうでもいいということですね。
人は誰よりも、
自分が一番かわいいものです。
なので、
自分のためにお金を使わせて申し訳ない
気持ちはあったとしても、
「こんなものを使ってみたい」
「こんなものを食べてみたい」などと
いう欲求が優位に働くので、
人の好意を快く
受け入れることができるのです。
母の日にプレゼントするたびに
「ごめんね」
と言われる人は多いと思いますが、
あれは、お金を使わせて申し訳ない
という意味ですよね。
ですが、
いっぽうで
自分のことはそっちのけにして、
いつも他人のことばかり考えている
人もいます。
たとえ、
フライパンや包丁がボロボロでも、
最低限の生活ができればそれでいい。
傍から見ると
とても満足しているようには見えませんが、
本人はそれで良いと思っているのです。
自分に対する欲求が少ないのですから、
より満足できるアイテムは必要ないのですね。
母の日にプレゼントをもらい、
自分のためにお金を使わせて申し訳ない
という気持ちは
誰にでもあるものだと思います。
ですが、
自分に対する欲求が少ない人は、
まず「自分のためにお金を使わせた」
ことばかり考えてしまいます。
そこであの迷惑がるような態度や
言葉が生まれるのでしょう。
余談ですが、
プレゼントされるのを迷惑がる人は、
なぜか自ら贈り物をするのが
好きな人が多いもの。
自分は迷惑がるくせに、
自分が贈ったものを、
人が喜んでくれると嬉しいようです。(笑)
実際に、
義母は年に何回か、
いろいろなものを段ボール箱に詰めて
我が家に宅配便で送ってくるのですが、
その中には、
義母が貰ったであろう
お中元やお歳暮の品が
毎度入っています。
おそらく義母は、
私たちに喜んでもらいたい一心で、
箱に詰めているのでしょう。
ですが、
自分で使えばいいのに・・・
というものや、
正直、あまり使わないものもあります。(笑)
使わないものを
毎度贈ってくるので、
その品を贈らないように
言ってもらったことが何度かありますが、
毎度怒られているようですよ。(笑)
恩をあだで返したと・・・。
それ、こっちのセリフなんですけどね。(笑)
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人の好意を喜ばない人への対処方法は？
上にも書いた通り、
私は義母と嫁姑の関係になって
10年を超えました。
母の日に贈って以来、
何にもプレゼントを
せずにいた私たちですが、
一度、
帰省してお土産を買った際に、
義母の好きなお菓子を
買ったことがあります。
というのは、
お菓子などの消耗品なら、
まだ受け入れやすいかな？と
にらんだからです。
義母の場合は、
それですら
少ししか食べようとせず
「あなたたちが買ったのだから」
と言われ、
私たちが大半を食べさせられました。(笑)
あげくの果てに、
個装だったことから、
一部を他の人にあげたようです。(笑)
なんというか・・・、
貧乏性なのか、
気を遣いすぎなのか・・・。
義母の場合は、
失敗に終わりましたが、
モノだと迷惑がられるという人は、
消耗品なら
すんなり受け入れてくれる人も
多いかもしれませんね。
その際は、
母専用のお菓子として買わず、
みんなで食べることを前提に
買うことをおすすめします。
ですが義母のように、
消耗品でも
失敗に終わった場合はあきらめて、
何もせず、
放っておくのが一番かもしれませんね。
私は、
毎年の母の日は
義母に限っては何も
していませんから。
まとめ
私の実体験を交えて、
母の日を迷惑がる人の心理や
対処方法を書きました。
せっかくプレゼントしたのに、
迷惑がられた
時の気持ちは、
私には痛いほどわかります。
この記事が、
少しでも悩めるあなたの
手助けになれたら、
これほど嬉しいことはありません。