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梅雨には「つゆ」と「ばいう」2つの読み方が!その違いとは?


毎年、必ずやってくる梅雨

梅雨が好きな人は
まずいないと思いますが、

日本に住んでいる私たちにとっては、
避けては通れないものです。

そんなことはさておき
今回は、
梅雨という熟語の読み方
ついてです。

つゆ」「ばいう
という2種類の読み方がある梅雨。

複数の読み方がある熟語は
様々なものがありますが、
梅雨もその1つです。

では、
つゆ」と読む場合と
ばいう」と読む場合に
何か違いはあるのでしょうか?

そんな疑問を
サクッと解決しちゃいましょう!

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つゆは訓読み、ばいうは音読み

冒頭でも書いた通り
梅雨という熟語には、

「つゆ」「ばいう」という
2つの読み方があります。

もちろん読み方としては
どちらも正解なのですが、

違いを挙げるならば
音読み訓読みかということです。

もっと踏み込んで書くと、
音読みとは
中国で使われていた読み方

訓読みとは、
中国から伝わったものに
日本語を当てはめた読み方なのです。

遠い昔(?)に
習ったことありましたよね!

思い出しました?

そういえば、
昔習ったような気がするなぁ・・・。
なんて顔をしかめたのは
私だけじゃないはずです。(笑)

 

「つゆ」「ばいう」の使い方の違い


先ほど
つゆという読み方は訓読み
ばいうという読み方は音読みだと
紹介しましたが、

音読みと訓読みでは、
使い方ももちろん違ってきます

まずは、
梅雨という熟語単体場合から
見てみましょう。
単体の場合は

つゆ」と読んだ方がよいですね。

つゆという読み方は
当時の日本の人々が作った読み方ですので、
こちらを使ったほうがしっくりきます

例をあげてみると、
「もうすぐ、ばいうの季節だね!」
という使い方は
どうも不自然な感じがしませんか?

続いては、
梅雨と別の言葉が合わさっている場合です。

一般的に、
梅雨という熟語の
前後の言葉が訓読みの場合は、
つゆ」と読みます。

梅雨入り梅雨明けなどがそうですね。
「ばいういり」「ばいうあけ」とは
言わないでしょう?

その流れで行くと
梅雨を「ばいう」と読むのは、
前後に音読みの言葉が付く場合になります。

例えば、
梅雨前線がそうですよね!

梅雨の後ろについている
前線という熟語は、
音読みなので
梅雨は「ばいう」と読むのです。

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梅雨の読み方は上手に使い分けを!

いかがだったでしょうか?

今回は、
梅雨という言葉の

つゆ」「ばいう」という
2種類の読み方の違いについて
ご紹介しました。

梅雨という言葉は
中国から来たものです。

でも、
中国から来たものだからこそ
音読み訓読み
存在するというわけです。

つゆ」「ばいう」という
2種類の読み方を
用法によって
上手に使い分けていきましょう!

 - 梅雨