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さんまの内臓が赤い!正体は?食べても大丈夫なの!?


秋の味覚といえば、
まるまる太ったさんま

ふだんは冷凍さんましか
買わない私も、
この季節ばかりは
思い切ってピカピカ光った
新鮮な生さんまを購入します。

ところで、
下処理をしている時や
焼いている時、
さんまの内臓赤いことに
気づいたことはありませんか?

内臓が赤いさんま…
なんだかちょっと怖いですよね?

私はあまり
気にしないタイプなので
そのまま食べてしまいましたが、
果たして食べても
問題なかったのでしょうか(笑)?

今回は、気になる
内臓赤いさんまの正体について
ご紹介していきます!

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内臓が赤くなるのはなぜ?

さんまの内臓を赤くする犯人…。
それはオキアミです。

形はエビにそっくりですが、
実はエビの仲間ではありません

釣り餌としても有名なので
聞いたことがある人も
多いと思いますが、
オキアミとは
プランクトンの一種です。

魚肉ソーセージにも
入っていますし、
私たち人間日ごろ美味しく
いただいているオキアミ。

このオキアミ食べたさんまは
内臓が赤くなるんだそうです!

内臓が赤いと
びっくりしてしまいますが、
人間もオキアミを
食べるくらいですので、
オキアミを食べた内臓の赤い
さんまを食べても
何ら健康上問題はありません

良かった!
ひと安心ですね!

しかし、
オキアミをたくさん食べたさんまは、
水っぽくなって
あまり美味しくないんだそうです。

市場では安値
取引されるらしいですよ。

そうは言っても
味の違いが分からない私には、
さほど味が悪いようにも
思えませんでしたし、
食べられないことはありません。

内臓が赤いさんまに出会ったら、
オキアミたくさん食べたんだね。」

と思って美味しく
いただいてくださいね(笑)。

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内臓から赤い糸が出た!

さんまの内臓
全体的に赤い場合は、
オキアミが原因だと思って
まず間違いありません。

しかし、内臓の一部から
赤っぽいオレンジの
糸のようなもの
出てきた時は、
また違うお話になります。

この糸のようなものの正体は、
なんと寄生虫なんです!

今、全身に鳥肌が立ったみなさん。
私も同じですよ。

本来あまり気にしない
タイプなんですが
どうもだけは苦手で…。

ちなみにこの寄生虫は
ラジノリンクスという名前で、
さんまのほかにも鯖(さば)などの
青魚に寄生しています。

大きいものですと
3センチくらいに
なることもありますから、
肉眼でしっかり確認できるところが
また恐ろしい…。

人間には寄生しませんので
食べても無害ですが、
いくら無害と言われても
ちょっと気持ち悪いですよね。

この他にもさんまの内臓には
食中毒の原因となる
アニサキスなどの寄生虫が
住み着いている可能性もあります。

内臓を食べる時には
しっかり加熱するよう
注意してくださいね!

 

さんまの内臓は栄養豊富?

いかがでしたでしょうか。

さんま内臓赤いのは
オキアミの影響だったんですね。

ちなみにさんまの内臓には
美肌に効果があるレチノール
貧血に効くビタミンB12や、
鉄分などの体に良い栄養素が
豊富に含まれています。

えぐみも少なく、
適度な苦味酒飲みには
たまらないですよね!

うーん。
想像したら、ビール
飲みたくなってきました(笑)

飲んべえのみなさん、
内臓を食べるときには
しっかり加熱して、
旬の味覚安全に美味しく
いただきましょう!

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