ボジョレーヌーボー！解禁はなぜあるの？無視したらダメなの？
11月の楽しみといえば…
ボジョレーヌーボーの解禁。
毎年心待ちにしているのは
私だけではないはず！
軽くて口当たりが良いので
ついつい飲みすぎてしまうのが
毎年飲み課題です（笑）。
ところで、
ボジョレーヌーボーの解禁日は
なぜ決まっているのかご存知ですか？
解禁ということは、
それまでは売ってはいけないと
いうことですよね？
もし無視したら
どうなってしまうのでしょうか。
今回は、
意外と知らない
ボジョレーヌーボー解禁について、
ご紹介します！
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解禁日制定の由来
ボジョレーヌーボーの解禁日は、
毎年11月の第3木曜日と
定められています。
何となく11月ということは
知っていましたが、
具体的にいつと言われると
答えられない人も多いのでは
ないでしょうか？
「ボジョレー楽しみだね！」
なんて毎年大騒ぎしていますが、
実は私もそのクチです（笑）。
ちなみにボジョレーヌーボーとは、
ボジョレーという地区で作られた
新酒のことです。
その年のぶどうの品質を
確認するため。
いう意味もあり、
毎年作られている
ワインなんですよ。
軽い口当たりと
ぶどうのフレッシュさが
特徴ですよね。
そしてなぜ解禁日が
決まっているのかと言うと、
簡単に言えば、
美味しくないワインを
流通させないためです。
ワイン大国のフランスでは、
ワインに関するルールが
細かく定められているのを
ご存知でしょうか？
ボジョレーヌーボーの
解禁についてもそのひとつ。
ちなみに1951年以前は
その年のぶどうを使った
ワインの販売は、
12月15日まで
禁じられていました。
しかし、
フレッシュさが売りの
ボジョレーヌーボーを
より早く流通させたいと
考えた生産者たちは、
もっと早く販売できるよう
フランス政府にかけ合います。
これが認められて、
12月15日より早く
ボジョレーヌーボーを
販売することができるように
なったんですよ。
生産者たちも、
そして消費者も
小躍りして喜んだ
ことでしょうね（笑）。
ところがこのことによって
業者間の販売競争が激化！
するとどうなるか、
と言うと…。
他の業者より早く売り始めれば、
たくさん買ってもらえますよね？
というわけで、
まだ熟されていない
品質の悪いボジョレーヌーボーが
世の中に出回るように
なってしまったのです。
ワイン大国フランスにとって
これは由々しき問題。
そこでフランス政府は
ボジョレーヌーボーの
解禁日を11月の第3木曜日と定め、
これより早く流通させることを
禁止したというわけです。
これがボジョレーヌーボー
解禁日制定の由来なんですよ。
日本で言うところの
鮎解禁のようなものでしょうか（笑）。
鮎は自然の産物ですから、
生態系を保護するためにも
解禁日を定めるのは頷けますが、
ワインの解禁日とは！
さすがはフランスですよね。
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解禁日は無視しちゃダメなの？
いかがでしたでしょうか。
ちなみに、
もっと早くボジョレーヌーボーを
楽しみたい！というみなさん。
解禁日を無視したらどうなるの？
と思っておいでかもしれませんが、
解禁日前にボジョレーヌーボーが
流通することはありませんから、
飲みたくても手に入りません。
そして手に入ったとしても
美味しくありません。
はやる気持ちはお察ししますが、
今年も11月の第3木曜日を待って
美味しいボジョレーヌーボーで
乾杯しましょう！
私も何本買おうか
今から楽しみにしています（笑）！