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車の疑問!冬はエンジンを温めるべき?その理由は?


学生の頃、
に乗ろうとすると
いつも父に言われました。

「エンジン温めてから走れよ!」と。

そういうものか、
と思ってウン十年。

今もエンジンを温めてから
発車するようにしていますが…。

本当に正しいのでしょうか?
そもそも何で温めるのでしょう?

今回はに乗る時は
エンジンを温めた方が
良いのかについて、
調べてみました!

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目的は暖機(だんき)運転

みなさんは
暖機運転という言葉を
ご存知ですか?

私は全く知りませんでした(笑)。

実は冬にエンジンを
温める目的は、
この暖機運転なんです。

車が冷え切った状態で
いきなり動かすと
エンジン負荷がかかって
しまうんですって。

なぜかと言うと…。

エンジンオイル
エンジンがかかっている時しか
循環しないそうです。

エンジンが動いていない時は
一箇所に溜まっている

つまりエンジンの中に
オイルが循環していない状態で
急に負荷をかけると
エンジンが傷みやすくなって
しまうんだそうです。

私は車に詳しくありませんが、
フライパンでも風呂釜でも、
空焚きしたら傷んだり
壊れたりするのと一緒かな、
と解釈しました(笑)。

つまり暖機運転とは、
車が停まった状態
エンジンをかけて
しばらくオイル循環させ
走り出す準備をすること。

と覚えておけば良いと思います!

 

エンジンを温める必要はない?

エンジンを温める<b意味</bは
分かりましたが、
果たして本当に暖機運転は
<b必要</bなのでしょうか。

と、いうのが今回の<b本題ですね!

正解は…。
車や状況による、です。

難しいですねえ(笑)。

ではこう覚えてください。

古い車に乗っている場合
・ものすごく久しぶりに車を動かす場合
極寒の地に車を放置していた場合
(マイナス10℃とか)

こんなケースでは
少し暖機運転を
した方が良いかもしれません。

しかし、最近の車は
基本的には暖機運転は
必要ないそうです。

新しい車は昔と違って
エンジンも電子化
進んでいますから、
いきなり走り出しても
大丈夫なように
作られているんです!

そしてエンジンオイルも
昔より高性能に。

エンジンを止めても
すっかり空っぽになることはなく、
薄い油膜を張ってくれて
いるんですって。

人間の技術って
すごいですねえ…。

ただし、あまりにも長いこと
エンジンをかけていないと、
油膜がだんだん
薄くなってしまうそうです。

そしてあまりにも寒い地域では
エンジンをかけてすぐには
本来の性能引き出せない
ケースがあります。

そういうわけで、
状況によって
少し暖機運転をした方が
良いかもしれませんね!

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暖機運転より暖機走行

いかがでしたか?

最近の車はでも暖機運転、
つまりエンジン
温めなくても良いように
作られていることが
分かりましたね。

エンジンをかけて
すぐに走り出しても大丈夫…。

とは言うものの、
車はエンジンだけではなく
色々な部品が組み合わさって
できています。

新しい車は暖機運転しなくても
エンジンを傷める可能性が
低いからといって、
いきなり急発進したり
猛スピードで走ったりするのは
おすすめしません。

人間だってそうですよね。

ウォーミングアップをしないで
いきなり全速力で走ったら?

私なら肉離れを起こすでしょう…。
あるいはアキレス腱を切るかも…。

車も一緒です。

まずはゆっくりと
あまり>回転数を上げず
走ってください。

走りながら温めると
タイヤやサスペンションなど、
エンジン以外のパーツも
ウォーミングアップできるんです。

さらに、意外なことに
停車した状態でエンジンをかけて
暖機運転するよりも、
走りながら暖めた方が燃費良いんですって。

愛車にも地球にも優しい
暖機走行

みなさんも試してみてはいかがですか?

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