冬の終わりを別の言葉で表そう!どんな表現があるのか調査!
冬の終わりというと、
皆さんは
どんな印象がありますか?
寒さが緩んで嬉しいような、
ちょっと寂しいような…
私は毎年そんな感覚になります。
さてそれでは、
冬の終わりを別の言葉にすると
どう表現できるでしょうか。
今回は、
冬の終わりを表す言葉を
ご紹介していきます!
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一陽来復(いちようらいふく)
冬が終わり、
春が来ることを表した言葉です。
少しずつ日が伸びて、
暖かい日も増え始める…
そんな頃でしょうか。
春の気配の訪れが、
冬の終わりを
感じさせるんですね。
しかし何となく
字の並びが
中国料理屋さんっぽいような。
もしくは
ラーメン屋さんとか・・
…お腹空いてきましたね。
ちょっとラーメン食べてきます。
寒明け(かんあけ)
暦の上で最も寒い時季を
寒(かん)といいます。
寒中見舞いの寒も、
この寒のことですね。
その寒の時期…
大体1月~2月の初め頃を抜け、
立春を迎えることを
寒明けとよびます。
立春を迎えれば、
暦上ではもう春です。
寒さのピークも超えたし
そろそろ冬も終わりだな!!
イヤッフゥゥ!!!
…といった感じでしょうか。
1~2月って
本当に寒いですもんね…
よしここはひとつ
ラーメンでも食べて
温まりましょう!
季冬(きとう)
冬の末期や、
冬の最後の1か月を
さす言葉です。
季の字自体に
四季の終わりの意味があるので、
季に冬をくっつけて
冬の終わりとなります。
字面だけを見ると
冬の季節到来!
みたいな印象受けますけど、
言葉って難しいですね。
窮陰(きゅういん)
冬の終わりを意味する他、
陰暦12月の別名でもあります。
陰暦12月は現在の
12月末~2月の初め頃。
12月は冬真っただ中ですけど、
まあ2月なら
ギリギリ冬の最後の方といえる…
のではないでしょうか。
この頃の天気があまり優れず
窮極(=究極)に陰気になる、
というところから
できた言葉のようです。
究極に陰気って嫌ですね…
明るくいきましょう!
イヤッフゥゥゥゥゥ!!!
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晩冬(ばんとう)
こちらの表現は、
耳馴染みがあると思います。
割とよく聞きますよね。
そのままずばり
冬の終わり頃をさす言葉です。
晩という文字には
(時期が)遅い・遅れるといった
意味があります。
そこに冬をつけた形なので、
分かりやすいですね。
杪冬(びょうとう)
こちらもそのまま
冬の終わりをさす言葉になります。
晩冬と同じ意味ですね。
やはり杪の字に、
終わりや末の意味があるので
それ+冬という形です。
注意してないと、
1秒2秒の「秒」の字に見えるので
気を付けてくださいね。
のぎへんじゃなくて
きへんですよ!
三冬尽く(みふゆつく)
三冬(さんとう)、
という言葉があります。
こちらは冬の3か月間を
表している言葉です。
その3か月に渡る
長くて陰鬱な冬が終わることを
意味するのが「三冬尽く」。
やっと冬が終わる喜びと、
暖かい春を心待ちにする気持ちが
こもった言葉だそうです。
陰鬱な冬って…
冬が完全に悪者扱いですが(笑)
まあ昔は
食べ物がとれない時期だったり
色々大変だったんでしょう。
冬が明けるぜ!
イヤッフゥゥ!!!!
…という感じ、
だったのかもしれませんね。
「冬の終わり」を風流に
冬の終わりを表す言葉を
ご紹介しましたが、
いかがだったでしょうか?
同じ意味でも、
色々な角度から見た
表し方があって
とても興味深いですね。
三冬尽く…なんて
素敵な表現だと思います。
単純に「冬の終わり」で
済ませるのではなく、
多彩な表現を駆使してみると
普段の生活が少し、
風流になるかもしれませんよ。