イルミネーションの歴史って?日本ではいつから始まったの?
冬になると毎年あちこちで
イルミネーションが目につきますよね。
冬の透き通った空気に
きらめく光が何とも幻想的で
つい見とれてしまいます。
ところで、
イルミネーションの歴史とは
いつ頃から始まったのでしょうか?
今回は、
イルミネーションの歴史について
ご紹介していきます!
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イルミネーションの起源とは?
マルティン・ルターという人を
ご存知でしょうか?
ここでは詳細は割愛しますが、
16世紀の宗教改革で有名な
ドイツの神学者です。
このルターさんが
夜に森を歩いていた際に
見えた星空がとても美しい!
と、いたく感動して、
これを再現しようと
木をロウソクで飾り付けして
きらめく星空を演出したのが
イルミネーションの始まり。
という説が有名なんです。
しかしルターが始める前から
ドイツでは木にロウソクや
オーナメントを飾って、
歌ったり踊ったりする儀式が
あったという意見もあるそうで…。
ハッキリとは分かりませんが、
いずれにしても
イルミネーションは、
16世紀ごろドイツで始まった
と覚えておけばOKです!
でも、木にロウソクだと
火事が心配ですよね…。
ちなみに、
現在のような電球の
イルミネーションを始めたのは
かの有名な発明家、
エジソンとその
共同研究者なんだとか!
何でも宣伝のために、
自分の研究所の周りを
発明品の白熱電球で
飾り付けしたんだそうですよ。
それが本当に現在のような
イルミネーションの
起源かどうかは分かりませんが、
だとしたら面白いですよね!
エジソンさんの考え方、
嫌いじゃありません(笑)。
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日本でのイルミネーションの歴史とは?
それでは日本での歴史は
どうでしょうか?
比較的新しいイメージですが、
その歴史は意外と古く
明治時代にさかのぼります。
なんと!
てっきりバブル時代に
広まったのかと思っていました(笑)。
一説によると
1903年(明治36年)に
大阪で開催された
博覧会の正門に飾られたのが
始まりなんだとか。
また、輸入品を
扱っていることで有名な明治屋が
銀座に進出した際、
毎年イルミネーションを飾りました。
これが年々豪華に
なっていくということで
1905年(明治38年)の
新聞にも載り、
広く世間に知れ渡ったんだ
そうですよ。
さすが明治屋さん。
明治時代からイルミネーションなんて!
オシャレですねー!
近年のイルミネーション
いかがでしょうか。
イルミネーションの起源は
16世紀のドイツ。
そして日本では明治時代に
始まったんですね!
ちなみに簡単におさらいすると、
イルミネーションは
当初ロウソクから始まり、
やがて電球に変わりましたよね?
でも昔の電球って
電気代もかかりますし、
すぐ球切れになるし
発火の懸念もあったんだそうです。
近ごろの主流はLEDだそうですので
電力は抑えられそうですが、
普通の電球にくらべて
初期費用がかかるんじゃないかしら?
とドキドキしてしまうの
貧乏性の人は
私だけではないはず(笑)。
そしてもう1つの主流は
プロジェクションマッピング!
そう、ご存知のとおり
CGの映像を
映写機のようなもので
写し出すイルミネーションです。
迫力が最高ですし、
CGの世界に送り込まれたような
不思議な感覚がしますよね。
個人的には
電球のイルミネーションが
「景色を観に行く」ものなら、
プロジェクションマッピングは
「参加型」のイルミネーション
だと思っています。
シンプルな一色の電球だけの
イルミネーションも
おごそかで素敵ですし、
映像がリアルな
プロジェクションマッピングも
楽しいですよね。
今後はどんなイルミネーションが
主流になっていくのでしょうか?
目が離せません!