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柔道のルールって?反則はどんなときに発生するの?


剣道や弓道と並んで
日本の国技である柔道

法令で定められた
正式な国技ではありませんが、
私たちの生活の中には
しっかりと根付いていますよね。

それでは皆さん、
そんな柔道のルール
ご存知ですか?

一本有効なんて
言葉は聞いたことがあるけれど、
実は詳しく知らない…
という方も多いのではないでしょうか。

そこで今回は!

柔道の基本的なルールと、
合わせて反則
ご紹介したいと思います!

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柔道の超基本的なルール

選手は胴着を着用の上で
一対一で勝負をし、
を掛け合って勝利を目指します。

技は大きく2種類。

相手を投げる投げ技』と、
相手選手の自由を奪う
抑え技・絞め技・関節技を総称した
固め技』があります。

技が決まり
審判が『一本』の判定をすれば
試合は終了。

一本をとった選手が
勝利となります。

技が一本と認められない際には、
技のかかり具合によって
技あり』『有効』『効果』の
いずれかに判定されます。

試合時間内に一本が出ない場合、
それまでの判定をもとに
より優勢だった選手勝者となります。

一度では決められなくても、
積み重ねが大事ということですね!

 

柔道の『4つ』の反則

それではここからは
柔道における
反則行為を見ていきましょう。

反則にも比較的軽いものから
反則『負け』となってしまうものまで
種類があるんですよ。

 

①指導

攻撃を仕掛けずに
取り組みを避けたり、
過度な防御態勢をとるなど
試合への積極性を欠く
指導が行われます。

無意味な発声や、
必要もなく相手選手の
腕の下をくぐり抜ける行為なども
指導に値します。

指導は試合への姿勢に対して
与えられることが多いんですね。

 

②注意

指導より少し重い反則には
注意が与えられます。

2度の指導を与えられると
注意と同等になり、
判定の有効とも同じ意味を持ちます。

絞め技を行う際に頸部(くび)以外を狙ったり、
固め技で相手の襟や帯に足をかける行為などに
注意が与えられます。

指導の場合よりも、
選手の肉体に対する危険性を重視して
反則行為とみなしているんですね。

 

③警告

比較的重い反則には
警告が与えられることになります。

指導や注意を繰り返し受けると
警告と同様になり、
判定の技ありとも同等になります。

故意に場外に出る・相手を出したり
場外で技をかけること。

関節技で肘関節以外をとる、
首や脊柱(せきちゅう)に
故障を及ぼす動きを行うなどの行為が
該当します。

スポーツマンシップを欠く行為
肉体的な危険性
どちらも合わせた観点から
警告が与えられます。

また、河津掛(かわづがけ)と
いう技の使用も警告の対象です。

れっきとした投げ技ではありますが、
後頭部から落下する場合が多く
危険性が極めて高いため、
1955年から試合での使用が
禁止されています。

 

④反則負け

非常に重い反則を犯した場合に
一本と同等の価値を持ち、
相手に勝利を渡してしまうのが
反則負けです。

警告+いずれかの反則行為でも
反則負けが与えられます。

技を掛けながら体を低く倒し
頭から畳みに突っ込むなど、
非常に危険な行為に対して与えられます。

また③の警告と同様の行為で
反則負けと判断されることもあります。

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正しい柔道のために反則を知りましょう

柔道は激しいスポーツですが、
選手の心身を守るため
厳しく反則行為を
定めていることが分かりました。

誰もがスポーツマンシップ
正しい知識を持って真摯に競技に取り組めば、
選手も試合を見る私たちも
気持ちよく柔道を愛することができるでしょう。

ルール反則を理解することで、
大切な国技を
より楽しんでいければと思います!

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