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箱根駅伝の繰上げスタート!無視して待つとどうなる?


毎年お正月といえば
箱根駅伝ですよね!

コタツに入ってお酒を飲みながら
応援しているうちに寝てしまう・・・。

というのが我が家の
例年のパターンです(笑)。

そして駅伝を観ていて
いつも切なくなるのが
繰り上げスタート。

たすき繋ぐことが
できなかったチームの
無念さを想うともう…。

があふれてあふれて
止まりません

応援しながら
お酒を飲んでいるので、
感情起伏
激しい
んでしょうね。
きっと(笑)。

でも、繰り上げスタートって
絶対にしなくては
いけないのでしょうか?

そこで今回は、
もし繰り上げスタートせずに
前走者待つ
どうなってしまうのかについて
調べてみました。

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繰り上げスタートとは

まずはご存知ない方のために。

箱根駅伝繰り上げスタート
意味をご説明します。

箱根駅伝は
例年1月2日3日
行われることは有名ですよね。

区間は東京、大手町
読売新聞社前から、
箱根の芦ノ湖までを
2日間で往復する競技です。

行き5区間、帰りも5区間、
合計10区間で計217.1km

結構な長距離ですよね。

ということは、
その長距離を学生が走るため
交通規制をかけているわけです。

例えば負傷して走れなくても
這ってでもたすき繋ぎたい

と彼らは思うでしょう。

でも這ってたすきを繋いだら、
ゴール翌日になってしまうかも
しれません。

さすがにそこまでは
交通規制をかけられない

一般市民の交通
混乱をきたしてしまう。

ということで
ポイント毎にトップとの
タイム差ルールを作り、
規定のタイムより遅れる場合は
前走者を待たずに次走者が
一斉にスタートする。

というのが
繰り上げスタートの意味です。

本来のたすきを
受け取れずに、
繰り上げスタート専用
たすきをかけて走り出すチーム…。

きっと無念でしょうね。

でもこの悔しさを
味わいたくないからこそ、
必死に頑張ることで
競技レベル
高くすることができる。

繰り上げスタートには
こんな意味含まれている
ようですよ。

あぁ。青春ですね!

 

繰り上げスタートのポイント

ちなみに、繰り上げスタートが
適用されるのは往路3箇所
復路全て中継点です。

うん?
ということは
繰り上げスタートが適用されない
区間の方が少ないということですね。

これは…。
順位だけでなく
タイム差も気にしなくては
いけないわけですから、
ハイレベルな戦いになるのも
うなずけますね!

ちなみに往路は
2区鶴見・戸塚間
トップとのタイム差が
10分以上開いてしまったチームが
一斉スタートになります。

次は4区平塚・小田原間
トップとの差が20分以上
繰り上げスタート。

最後は往路の最終コース
5区小田原・芦ノ湖間

トップとの差が10分以上
開いてしまうと、
翌日の復路は10分後
一斉スタートします。

そして復路は各中継点ごと
トップとの差が20分以上
開いてしまったら
繰り上げスタート、
というルールなんです。

なかなか厳しいですね…!

ちなみに
繰り上げスタートになっても
失格というわけではありません

次走者が繰り上げスタートしても
前走者そのまま走りますので、
最後にそのタイムを足して
全体のタイムを算出し、
順位決めるんですって。

優勝できないかもしれませんが、
最後まで走り切ることは
素晴らしいですよね。

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繰り上げスタートを無視したら?

さて、ここで本題です。

繰り上げスタートの
ルールについては
ご説明しましたが、
もうすぐそこに前走者が
見えている場合。

一斉スタートの合図無視して
前走者を待つ
どうなるのでしょう?

だって、もうちょっとなのに…!

一斉スタートしても
後で前走者のタイムを足すなら、
少し待っても同じじゃないですか?

と、思いますよね…。

たすき、繋げさせて
あげたいですよね…。

でもダメなんです。

繰り上げスタートの
合図がされているにも関わらず
無視して前走者を待つのは
ルール違反

そして失格になります。

そうですよね。

学生がたすきを繋げたいという
気持ちは非常に
よく分かりますが、
それを許してしまっては
繰り上げスタートのルールを
定めた意味
なくなってしまいます。

そして学生が
悔し涙を流すからこそ
箱根駅伝がより美しい
ドラマになるのかも
しれないですね…!

 

繰り上げスタートが多いのはどこ?

いかがでしたか?

繰り上げスタート
無視して待つのはNGなんですね。

ちなみに、
最も繰り上げスタートが多いのは
復路最初の区間、6区です。

ということは、
5区でトップと
開いてしまうことが
多いということになります。

なぜかと言えば
5区は高低差800mもある
難所なんですって。

各大学が5区専門の人材を
育てるほど、
難しいんだそうですよ。

難しいからこそ
差が開きやすいというわけか…!

アップダウンが激しい道は
歩いていても疲れますもんね。

運動不足の私に至っては、
電動自転車で走っていても
疲れます(笑)。

このように
難所や繰り上げスタートの
ルールなど、
箱根駅伝は知れば知るほど
面白くなるんです。

次の箱根駅伝の前に
ちょっと予習をしてから
観戦するのも
良いかもしれませんね!

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