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きものの日っていつ?制定の理由はオリンピックだった!?

日本の伝統的な服装といえば、
やっぱり着物ですよね。

美しい柄や形には、
ついつい
目を奪われてしまいます。

ふり袖とめ袖付下げなど
種類もとても豊富。

正直どれがどれやら
分かっていなかったりしますが…

それでもいいじゃないか。
好きなものは好き、
好きってそういうもんだぜ!

…はい、そんな私が大好きな着物には
記念日が制定されています。

その名も”きものの日”。

きものの日はいつなのか?
どんな由来があるのか?

調べてみました!

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きものの日はいつなのか?

きものの日は、
毎年11月15日です。

この日はきものの日だけでなく、
七五三の日でもあります。

これは偶然ではなく、
きものの日の
由来と関係しているんです!

きものの日の由来になったのは
着物を普及させたい
着物の文化を盛り上げたい
という思いです。

現在の生活の中で
私たちが着物を着ることは
少ないですよね。

しかしその中で七五三は、
子供とはいえ
多くの人着物に袖を通す
数少ない機会です。

ですからそのせっかくの機会には
子供だけでなく、
家族で着物を着てほしいという思いも
きものの日には
込められているんです。

そういった理由で
きものの日は七五三と同じ
11月15日に決定されたんですよ。

 

きものの日を制定したのは誰?きっかけは?

きものの日を制定したのは
全日本きもの振興会

昭和41年に
着物の関係企業や団体が集まって結成され、
着物文化を受け継ぐこと
知識の普及を目的に活動しています。

全日本きもの振興会が
きものの日を制定したきっかけは、
意外にも昭和39年の
東京オリンピックでした。

東京オリンピックで
日本にやってきた外国人は
「着物は日本の民族衣装のはずなのに
着ている人がいない!」
驚いていたそうです。

その声を聞いていたため、
きもの振興会が結成されたのと同時に
きものの日をつくって
着物の普及に力を入れたとのこと。

確かに外国の方からすれば
イメージする日本と
かなり違っていたのかもしれません。

昭和の日本人なら
欧米の人たちと
ほぼ同じような格好をしている
わけですから…

サムライは?
ニンジャは?
ヤマトナデシコは!?

と思ったのも、
無理はないかもしれませんね。

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きものの日が2つになる?

きもの振興会が
制定したきものの日とは別に、
経済産業省
きものの日を導入するという
動きがあります。

こちらは2015年のニュースで、
すごく最近のお話なんです。

経済産業省の目的は、
国内の和装産業の復興

つまり
「着物を買おう」
「着物の関連商品も買おう」
ということですね。

スーツ代わりにするなど、
日常的に着物を着る機会を作ること
第一の目標のようです。

その他には
和装文化を学ぶセミナーやイベントも
予定しているのだとか。

これらの活動の一環として
きもの振興会の記念日に合わせた
2015年の11月16日。
(15日は休日でした)

経済産業省の職員約30人が
着物を着て出勤しました。

このとき受付の方も
着物を着ていたそうで…
ちょっと見てみたかったですね。

日付けは確定していませんが、
11月15日や、
仕事始め・仕事納めの時期を中心に
検討されているそうです。

 

きものの日で伝統を守る!

きものの日の制定には
ちょっと意外な
きっかけがあったんですね。

日本の文化
世界的にも注目されていますし、
中でも有名な着物が
広く定着するのはうれしいことです。

そしてやはり
古くからの伝統守っていきたいもの。

きものの日には、
着物を含めた日本の伝統や文化について
考えてみるのもいいかもしれませんね。

 - 11月, 記念日