5月31日は世界禁煙デー！記念日の目的は？どうして5月なの？
みなさんは
タバコを吸う習慣がありますか？
喫煙者の方には
辛いですが…
禁煙のエリアは年々増えていますし、
飲食店などでも
ずいぶんと分煙が進んでいますよね。
こういった
禁煙を推奨していく活動は、
日本だけでなく
世界にも広がっています。
そんな中で、
今回ご紹介するのは
世界禁煙デー。
世界禁煙デーとは、
どんな記念日なのでしょうか？
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世界禁煙デーの目的とは
世界禁煙デーは
WHO(世界保健機関)によって
制定されました。
名前の通り、
広く禁煙をよびかけて
PRする日です。
タバコは長く吸い続けていると、
体調を崩したり
病気になってしまうといわれています。
また毎年1年の間に、
世界中で300万人もの人が
タバコの影響で亡くなっている…
とも考えられているのです。
こういった健康被害や、
体調を崩す可能性をアピールして、
喫煙についてよく考えてもらう。
それが世界禁煙デーの
目的なのです。
もちろんタバコが
必ず体を害するわけではないですが、
リスクを知っておくのは
大切なことですよね。
そんな世界禁煙デーの日付は
毎年の5月31日。
なのですが、
実はもともと世界禁煙デーは
4月7日だったんです。
どうして日付は
変わったんでしょうか？
そして5月31日が
選ばれた理由は
なんだったのでしょう？
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世界禁煙デーの日付について
世界禁煙デーが
はじめて行われたのは、
1988年のことです。
1988年はWHOが設立されて
ちょうど40年目の年で、
その節目に合わせて
世界禁煙デーが制定されました。
第1回目の世界禁煙デーは
4月7日に行われたのですが…
実は4月7日は、
世界保健デーという別の記念日と
同じ日付けだったんです。
「かぶってるじゃん。ヤダー」
ということで、
世界禁煙デーは別の日に
お引越しすることなりました。
このお引越し先が
5月31日だったわけです。
どんな厳正な理由で5月に！？
なんて思いますが、
けっこう雑に決められてます。
「WHOの総会って毎年5月だよね」
「じゃあついでに禁煙デーも5月にやろうか」
「時間たつとダレるし5月でOK」
「じゃあ末日(31日)あたりで～」
といった感じ、
あくまでざっくりですが。
せっかく集まったんだし
やっちゃえ！みたいな雰囲気です(笑)
こうして1989年、
第二回目の世界禁煙デーは
5月31日に行われました。
それ以降日付は変わらず、
5月31日に定着しています。
日本では1992年に
世界禁煙デーが取り入れられました。
厚生労働省により、
毎年5月31日～6月6日までの1週間が
禁煙週間と発表されていますよ。
世界禁煙デーにはタバコについてご一考！
世界禁煙デーについて
お届けしましたが、
いかがでしたでしょうか？
記念日というのは
国や企業、愛好団体、個人など
いろいろな形で提唱されます。
しかしWHOのような
世界的な機関が記念日を定めるのは、
ちょっとびっくりです。
全世界に向けて発信される
立派な記念日なのに、
日付の決め方はアバウトなんて
なんだか可笑しいですね。
喫煙や禁煙は、
世界的にも関心の高い
大切な事柄です。
喫煙者だけでなく、
喫煙者の周りにいる人が
自然とタバコの煙を吸ってしまうのも
問題になっています。
喫煙者の方もそうでない方も
世界禁煙デーには、
タバコについてじっくり考えてみると
いいかもしれません。