たらの芽とふきのとうの違いを調査!同じ山菜だけどどう違う?
みなさんは、
山菜はお好きでしょうか?
少し苦味があり、
ほんのり甘みも感じられて
おいしいですよね。
人気の山菜といえば
たらの芽や
ふきのとうがあります。
どちらも春が旬の山菜ですが、
2つの違いって
何なんでしょうか?
今回はたらの芽と
ふきのとうの違いについて、
解説していきます!
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たらの芽って?
たらの芽は、
山菜の王様とよばれるほど
人気の山菜です。
クセになる苦みと、
植物では珍しい
モチッとした食感があります。
てんぷらや
和え物にするのが
定番のレシピ。
少し変わったものだと、
肉巻きにしても
おいしく食べられますよ。
たらの芽がとれるのは
タラノキ、という木です。
タラノキは
セリ目ウコギ科タラノキ属に
分類される木であり、
全国各地で見られますね。
そしてタラノキがつける、
新芽の部分のことを
たらの芽というんです!
勝手なイメージで
地面に生えてるのかと思ったら、
木の若い芽なんですねー。
けっこう意外な事実じゃ
ないでしょうか?
え?そうでもない?
…よっ!物知り!物知り博士!
さて注意点としては、
タラノキにかなりガッツリした
棘があることですね。
素手や軍手だとケガをするので、
山菜取り用の皮手袋を使えば
安全に採集ができますよ。
素手、ダメ絶対!
本当に危ないのでね。
またたらの芽は
ビタミンや食物繊維が豊富で、
新陳代謝の促進や
便秘解消にとてもいいです。
さらにミネラルも豊富なので、
暖かい日が増えて
冬より汗をかくようになる春には
ぴったりの食材でしょう。
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ふきのとうって?
ふきのとうは、
たらの芽に負けず劣らず
人気の山菜です。
ほろ苦さと独特の香りがあり、
ちょっぴり大人な
おいしさを味わえます。
ふきのとうを細かく刻んで
味噌と合わせたフキ味噌、
てんぷらなどが定番レシピです。
少しアレンジして、
チヂミやアヒージョなどに
する人もいるとか。
アヒージョ!
おいしそうですね!
さてふきのとうは、
童謡などでもお馴染みの
フキからとれます。
スジの通った
フーーーーーーーーキ!
ってやつですね。
キク目キク科キク亜科キク属に
あたる植物で、
このフキのつぼみ部分が
ふきのとうとよばれています。
土の中で育ち、
春が近づくと地面に
顔を出すんですよ。
ふきのとうは
ビタミンや食物繊維の他に
カリウムが豊富であり、
むくみ解消やデトックスに
効果的とされています。
またふきのとうの香り成分は
胃腸の働きを助け、
食欲増進に繋がるそうですよ。
たらの芽とふきのとうを味わおう!
たらの芽と
ふきのとうの違いを
調べた結果
○種族
たらの芽……セリ目ウコギ科タラノキ属
ふきのとう…キク目キク科キク亜科キク属
○生え方
たらの芽……タラノキに新芽として
ふきのとう…フキのつぼみとして
○栄養
たらの芽……ビタミン・食物繊維・ミネラルなど
ふきのとう…ビタミン・食物繊維・カリウムなど
こういった違いがあると
分かりました。
同じ春の山菜でも、
植物としての種類から
生え方・栄養など
かなりの違いがあるようです。
しかし違いはあっても、
どちらも独特の味わいを楽しめる
おいしい山菜であることに
変わりはありません。
旬の春になったら、
ぜひ食卓に取り入れたいですね。