豆腐の日は2つある!?由来は?イベントは?
「一汁三菜」という
抜群の栄養バランスで、
今や世界一の健康食だと
言われている和食。
私たちが何気なしに食べているものには、
大豆から作られているものが
非常に多いのですが
その代表格といえば、
「豆腐」ではないでしょうか?
ここでは、その「豆腐」について、
いろいろ紹介していきたいと思います。
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豆腐の日は2つある?
「豆腐の日」って
聞いたことない人が多いと思いますが、
1993年、日本豆腐協会は、
もっと豆腐を食べてもらいたい
という願いを込めて
10月2日を、豆腐の日に制定しました。
語呂合わせで、
10(とう)2(ふ)なので、
10月2日を豆腐の日としたようです。
でも、豆腐の日って
実はもう一つあるんです!
スーパーの広告でたまに
「豆腐の日」と
書いてあるのを目にしたことがある人も
いるかもしれませんが、
毎月12日も「豆腐の日」です。
これも、10(とう)2(ふ)の
語呂合わせからきており、
同じ1993年に
日本豆腐協会が制定しています。
豆腐の日のイベントは?面白イベントの由来も紹介!
イベントは
豆腐の日にはありませんが、
神奈川県と鳥取県で、
2つのイベントがあるようです。
1つ目は、
豆腐料理で有名な
神奈川県伊勢原市の大山で
毎年3月中旬に、
「大山とうふまつり」が開催されます。
仙人鍋と呼ばれる直径4mの鍋での、
湯豆腐の振る舞いのほか、
椀子豆腐早食い大会など
全部で30種類ほどの
イベントが開催される、
まさに「豆腐のための」
ビッグイベントです!
2つ目は、
毎年12月8日にほど近い土曜日に、
鳥取県米子市にある白鳳の里で
「うそつきとうふの日」のイベントが
開催されます。
何とも面白いネーミングですが、
鳥取県では、
その昔、普段からうそを言い
売買をしていた商人が、
「誓文開き」と称して
12月8日に豆腐汁を食べたことに
由来します。
現在では、
12月8日に豆腐を食べると、
一年間に付いたうそを白紙にすることが
できるとされています。
当日はどんぐりうどんや、
特製豆腐鍋の振る舞い、
今年ついたうそを、
一筆箋(いっぴつせん)と呼ばれる
小さな便せんに、
白紙にしたいうそを書き
数日後、
その便せんを
近くにある日吉神社で
焼却してくれたりと、
面白イベントが盛りだくさんです!
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豆腐は食べ過ぎに注意です!
私が子供のころ、
豆腐といえば、
みそ汁の実や、冷ややっこ、
肉豆腐や、
マーボー豆腐など、
それ一つでは地味で、
メインにはなれないけれど、
主菜から副菜まで
使いまわすことができる
万能選手でした。
それが現代では、
豆腐の食べ方もいろいろ。
私が子供の頃と比べれば、
豆腐の種類もかなり増えました。
近頃は、美容のために
豆腐を食べる人も増えています。
日本の伝統料理を守るという意味では、
大変喜ばしいことですが、
食べ過ぎると、
身体に影響する場合があります。
いつの頃からか、
充填(じゅうてん)豆腐が
3つ小分けになって販売されているのを
見かけるようになりましたが、
1つ分が、
一日の豆腐の摂取目安だと、
覚えてもらえるとわかりやすいと思います。
どんなものでも、
ほどほどが大事ですよ。