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みかんの白い筋の名前や栄養を調査!役割や取り方も解説!

寒い時期のお供といえば、
コタツとみかんが定番ですよね。

甘くておいしいみかんですが、
皮をむくと見える
白い筋が気になったことは
ありませんか?

みかんの実の全体に
まんべん無くくっついていますが、
あの白い筋には
どんな役割があるのでしょう。

また正式な名前
栄養はあるのでしょうか?

今回はみかんの白い筋々について、
調査してみました!

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白い筋の名前は?役割はあるの?

まず白い筋の名前ですが、
正式にはアルベドといいます。

アルベドはみかん特有のものではなく、
かんきつ類の皮の内側にある
白い繊維の総称です。

アルベドの役割は、
水や栄養分の通り道になること。

みかんやかんきつ類の果実は、
アルベドを通して
水や栄養分を吸収しているんです。

隅々まで養分を行き渡らせるため
実の全体に
白い筋々があるんですね!

国道みたいなものでしょうか、
重要な経路なんですね。

 

みかんの白い筋…栄養はあるの?

さて栄養を運ぶ
役割があると分かった
みかんの白い筋々。

しかし白い筋自体にも、
栄養つまっているんです!

どんな栄養素が含まれているのか
見てみましょう。

 

ヘスペリジン

ヘスペリジン
ポリフェノールの一種です。
体にとてもいい栄養素であり

・コレステロール値の改善
・毛細血管の強度アップ
・血流の改善
・発ガンの抑制作用

などの効果があると考えられています。
ものすごい健康効果ですね!

しかもみかんの白い筋々には
果実と比べて
なんと100倍のヘスペリジンが
含まれているんです。

また、ヘスペリジンには
みかんの果実に多く含まれている
ビタミンCの吸収
効率的にさせる作用もあります。

栄養が豊富なうえに
他の栄養の
手助けまでしてくれる…

なんて
いい子なんでしょう…

 

ペクチン

食物繊維の一種であるペクチン
白い筋々に多く含まれています。

腸内で善玉菌を増やして
お腹の調子を整えてくれるほか、
便秘も解消してくれます。

また動脈硬化や、
高血圧の予防にも効果的。

白い筋と薄皮を一緒に食べれば、
果実だけを食べるより
4倍近いペクチンを摂取することも
できるんです!

ペクチンは肥満予防にもなるので、
女性にはうれしい栄養ですね♪

この他にも

・高血圧やむくみに効くカリウム
・冷え症やアンチエイジングに効果的なビタミンE

などなど、
いろいろな栄養がたっぷり。

あんなに細いのに
どこにそんな
栄養が隠れているんでしょうか…
コスパ最強です!

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みかんの白い筋を取る方法は?

栄養豊富な白い筋々ですが、
食感や味が苦手
という方もけっこう多いです。

栄養は他のものから
摂ることにして、
みかんの白い筋々の取り方
見てみましょう!

 

お湯につける

沸騰させたお湯を用意して、
みかんを皮ごと
1~5分熱湯につけます。

このときお湯は
グツグツ煮たたせなくてOK。

取り出してからむいてみると
ゆで卵のようにつるんとむけます!

みかんが温まってしまうので、
事前に湯通ししてから
冷やしておくといいですね。

 

軽く揉む

みかん全体を、
皮の上からモミモミします。

果実がつぶれない程度に
かる~くでOKです。

実と筋のくっつき方が緩くなるので、
簡単に筋をはがせるようになりますよ。

 

ヘタ側からむく

みかんの白い筋は
ヘタから全体に伸びています。

ですのでヘタから
下に向かって皮をむく
太い筋々が
きれいに取れやすいです。

下側の筋は残りやすいので
気をつけましょう。

 

白い筋々はミステリアス

みかん白い筋について
見ていただきましたが、
びっくりする情報はありましたか?

身近な存在のみかんですが、
知らないこと
たくさんあるんですね。

寒い時期には
みかんを目にする機会も
多いと思います。

そのときに、
今回お伝えした情報を
思い出していただければ幸いです!

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