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高級寿司にはサーモンがないって本当?その理由は?


お寿司といえば
どんなネタを思い浮かべますか?

マグロ、エビ、コハダ…。

そしてサーモン
と言う人も多いのでは
ないでしょうか?

が乗っていて
子供も食べやすいですし、
幅広い世代に人気ですよね。

でも、実は…、
高級寿司店には
サーモンがないんですって!

えぇ!?
みんなに大人気
サーモンがないなんて。

一体どうしてなのでしょうか?
その理由について
調べてみました。

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寿司のルーツ

サーモンについてお話しする前に、
まずは寿司について
理解を深めておきましょう!

寿司の起源は古く、
なんと平安時代の頃から
食べられていたと
言われています。

でも、これは私たちが
想像する寿司ではありません。

うーん、
押し寿司みたいなものだと
思ってください。

私たちが想像する
握り寿司は、
江戸時代に作られたもの。

東京湾近郊で獲れた魚を
お酢でしめたり
煮詰めたりして
食べていたそうですよ。

そう言えば
江戸前寿司なんて
言いますもんねぇ。

ふむふむ、
今で言うところのお寿司とは
江戸時代に生まれた
江戸前寿司がルーツ
だったんですね。

 

鮭は生で食べない?

実は江戸前寿司には
もともとサーモンを食べる
概念がないんです。

なぜかと言うと、
まず1つは東京湾では
獲れなかったから。

もし獲れたとしても、
日本では鮭をで食べる習慣
なかったので、
お寿司のネタになりようが
ありませんでした。

鮭は寄生虫がいるので
生では食べなかったんですって!

ところが海外では
養殖の技術が発展し、
サーモンを生で食べる
文化が生まれたんです。

これが日本にも広まり、
回転寿司などの
お寿司のネタにも
サーモンが使われるように
なったそうです。

まあ厳密に言うと
日本で古くから
と呼ばれている魚と、
海外から入ってきたサーモンとは
全く同じ魚とは言えません

でもサケ科の魚という意味では
同じですので、
こういう解釈で間違いでは
ないと思います。

もっとよく知りたい方はコチラ

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なぜ高級寿司店にサーモンがないのか

はい、話は戻ってここで結論

高級寿司店と言えば?

やはり保守的で
伝統忠実な江戸前寿司を出す
お店が多いでしょう。

元々日本では
鮭を生で食べる習慣は
ありませんから、
「サーモン?そんなもん
江戸前寿司じゃねぇ!」

ということで、サーモンがない
お店が多いんだそうですよ。

高級なお店からしたら
カリフォルニアロール
寿司じゃない!

というのと同じ感覚なのかも
しれませんね(笑)。

そしてサーモンは
その多くが外国産
ということは、冷凍
輸送されるということですよね。

冷凍もの!?輸入もの!?
そんなもん使えるか!」

高級店では
こういうお店が多いと思います。

国産のサーモンも
あることはあるようですが、
流通少ないそうですし。

そもそもサーモンという
名前が外国語ですしねぇ。

昔ながらの職人さんには
抵抗があるかもしれません。

こういった経緯で
高級なお寿司屋さんには
サーモンがないようですよ。

によると
「サーモンありますか?」
なんて聞いたら
白い目で見られることも
あるそうなので、
お気をつけください!

 

お店を使い分けよう!

いかがでしたか?

そうは言っても
新しい文化として
もはや定番になっている
サーモンのお寿司。

伝統的な江戸前寿司には
なかったものだから邪道だ!

と言われても、
食べたいものは
食べたいですよねえ。

だって美味しいんだもの。

というわけで、
サーモンは回転寿司で。

高級寿司店では
伝統的な江戸前寿司を。

場所を分けて
それぞれの良さ
楽しんではいかがでしょうか?

ちなみに私は
伝統的な江戸前寿司で
使われていたという
赤酢のシャリが大好きです。

シャリがほんのり
というか茶色っぽくなるので
初めは腐っているのかと思って
ビックリしましたが(笑)。

一般的な白酢のシャリより
まろやかでやや風味強いのが
特徴なんですよ。

食べたことがないという方は
ぜひ試してみてくださいね!

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