春の始まりを表す言葉とは?様々な言葉から春を感じよう!
寒い冬が明けて、
暖かい春がやってくるのを
待っている人は
たくさんいると思います。
少しずつ寒さが和らぎ
薄着になり始め、
徐々に過ごしやすくなるんですよね。
さてそんな春の始まりは、
どんな言葉に言い換えることが
できるでのしょうか?
今回は、
春の始まりを表す言葉を
リサーチしていきます!
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目次
立春(りっしゅん)
暦の上で、
春が始まる日のことです。
現在のカレンダーでいうと
2月4日前後にあたり、
気温的にはまだまだ寒いころですね。
まあどんなに寒くても、
心の中で「暦ではもう春だから…」
と思っておけば
何となく寒さがやわら…
…ぐワケないですね。
寒いものは寒い、物理的に。
風邪を引いたりしないように
しっかり防寒しましょう!
回春(かいしゅん)
春がやってくること、
1年が経ってまた春になることを
表している言葉です。
回るという字が
含まれていますから、
季節が一周して再び春が訪れる…
というイメージになります。
これって一年後に
また春が来ると確信してないと
出ない言葉ですよね。
万が一春をスッ飛ばして
夏とかが来るようになったら
この言葉消滅するんでしょうか。
それとも
「いや…必ず春は巡ってくる…」
「回春を…回春を待つんだ…!」
みたいな少年漫画系の
胸が熱い展開になるんでしょうか。
まあ春は絶対来ますけどね。
春初(しゅんしょ)
そのままズバリ、
春の初めをさす言葉です。
春初ですからね、
春と初めという文字のみで
構成されているので
文句のつけようがありません。
むしろこれで
春の初め以外の意味があったら
その方がびっくりです。
とっっっっても
分かりやすくて有難い!
春信(しゅんしん)
春がやってくることや
春が始まる兆しのことを
表す言葉です。
兆しが見え始めるころなので、
タイミングとしては
冬と春の中間くらいでしょうか。
また「春の花が咲いた」と
知らせる便りの意味もあります。
なんで信が入るんだろう…
と思ったのですが、
中国語では信の文字に
手紙という意味があるそうな。
便り=手紙ですから
春の花について伝える便りが
春信というのも納得です。
確かに個人的な手紙を
私信といったりしますもんね。
さて謎が解けたところで、
私信で春信を書きたいと思います。
アイヤー!!!
初陽(しょよう)
春の初めの意味の他に、
朝日や日の出を
さす言葉でもあります。
字の構成からいっても、
朝日や日の出の意味合いが
強い感じですが…
ネットの辞書なんかを引くと
大体2番目に「春のはじめ」と
書いてあるので許してください。
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浅春(せんしゅん)
春になって間もない、
寒さが消え切らないころを
表しています。
いわゆる早春のことで、
春の初期も初期といったところ。
このくらいの時期に、
もう春だからという油断を抱き
薄着で出かけて
激しく後悔するんですよね。
かといって厚着をすると
汗ダラダラだったり…
衣替えをするかしないか悩む、
罪作りな時季といえます。
春告げ鳥(はるつげどり)
春の花の咲き具合を
知らせてくれるのが春信なら、
春そのものの訪れを
知らせてくれるのが春告げ鳥です。
そして春告げ鳥とは、
うぐいすのこと。
うぐいすは、
春を連れてきてくれます。
ホーホケキョ!と
可愛らしい鳴き声が聞こえたら、
寒い冬が終わり、
暖かな春が始まるのです。
ただよく耳を澄ませてみると、
春の最初の方は
まだ鳴き方が下手なうぐいすも
けっこういたりします。
ホ、…キョッ!
ホーー…ケ…ケッキ…!
という感じの(笑)
ただ時間が経つとともに
徐々にちゃんと
上手くなっていくんですよね。
みんな上手に鳴いていたら
そろそろ春も終わりか…
なんて感じ入ったりしてしまいます。
あなたは何から「春の始まり」を感じる?
春の始まりを表す言葉を
ご紹介しましたが、
いかがだったでしょうか?
花の咲き方やうぐいすなど、
色々なものを通して
春の始まりは感じられるんですね。
日付で区切れば明確ですし、
自然の変化から
じんわり感じ取るのもいいでしょう。
ぜひ自分にぴったりの方法で、
春の始まりを迎えてくださいね!