はまぐり、あさり、しじみの違いとは?それぞれの特性を知って見
はまぐり、あさり、しじみといえば
日本人にとっては
馴染みの深い食材ですよね☆
スーパーで買っている人や
潮干狩りなどでとったことがある人も
多いと思います!
しかし
いざこの3種類の違いはどこか?
と聞かれても、
いまいち分からない人も
多いのではないでしょうか?
実は筆者も、
ハッキリとは分からず
子どもに聞かれても
答えられなかった
経験があります(笑)
そこで今回は
はまぐり、あさり、しじみの
違いについて
調べてみました!
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はまぐりとは?
まずは「はまぐり」から
見ていきましょう!
はまぐりの生物学名
はまぐりは
二枚貝網 異歯亜網
マルスダレガイ上科
マルスダレガイ科
ハマグリ亜科。
「はまぐり」と「あさり」の
見た目はどこか似ていますが、
それも種類としては近いことが
関係しています★
そのため、
生物学名でも「ハマグリ亜科」
というところまでは
同じ名前となっていますよ!
はまぐりの生息地
はまぐりは
浅く塩分が薄い海の砂の中や
砂泥底に生息しています!
生息している場所は
あさりと同じですが、
はまぐりの場合は
あさりよりも少し深めの砂の中に
生息していますよ☆
潮干狩りなどで
はまぐりを取りたいときには
あさりのいる場所から
15センチほど深い場所を
探すとGOODです♪
はまぐりの見た目や触感
はまぐりは
白っぽい模様をしていて、
丸みがある三角形に近い形を
しています!
表面は光沢があり
滑らかでつるつるの手触りですよ★
はまぐりの大きさ
はまぐりの大きさは
最大で10cmほどにもなるんです!
とても大きいですよね☆
しかし、
一般的によく見るはまぐりは
約5~6cmのものが多いですよ♪
はまぐりの寿命
はまぐりの寿命は
約7~8年と
いわれています。
はまぐりの成長速度は
1年で約2cm、
2年で約4cm、
5年で約5~6cmというペース★
そのため
寿命が長くなればなるほど
大きさも大きくなり、
最長で8~10cmほどに
成長しますよ☆
はまぐりの旬の季節
はまぐりの旬の季節は
2月〜4月です!
3月の桃の節句に
はまぐりを使った「潮汁」は
特におすすめ♪
旬真っ盛りのため
おいしいはまぐりを
食べることができますよ★
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あさりとは?
次に「あさり」について
見ていきましょう!
あさりの生物学名
あさりは
二枚貝網 異歯亜網
マルスダレガイ上科
マルスダレガイ科
アサリ亜科といいます☆
はまぐりのところでも書いたように、
「ハマグリ亜科」
というところまでは
「はまぐり」と同じなんですね♪
やはり何度見ても
難しい生物学名ですよね(笑)
あさりの生息地
日本はもちろんですが、
それ以外だと台湾や朝鮮半島、
フィリピンなどに
広く生息しています!
あさりは、
浅瀬で塩分が薄い海の砂や
砂泥底に住んでいますよ★
よく砂浜で
穴がポツポツとあいているのを
見かけた人も
いるのではないでしょうか?
筆者も
何度か見たことがありましたが
実はその穴とは、
砂に潜っているあさりが
呼吸している穴だったんです☆
あさりは群れになって
生息しているため、
いくつも穴が
開いているのを見つけるのは、
そのためだったんですね♪
そしてあさりは、
はまぐりと同じような場所に
生息しています!
ですが、
どちらかというとあさりのほうが
泥分の多い干潟を好む傾向に
あるといいます★
そのため、砂抜きをしてみると
はまぐりはほとんど
砂を吐くことはないですが、
反対にあさりはたくさんの砂を
吐き出しますよ。
あさりの見た目や触感
あさりの模様はさまざま。
幾何学模様のあさりや
横シマ模様のあさり、
無地のものなどがありますよ☆
たくさんの色があるのも
あさりの特徴のひとつです♪
黒や白をはじめ
茶色や黒色、白色、
白と茶が混ざっているもの、
青色や青と白が
混ざっているものなどがありますよ★
同じ模様のあさりは
いないのではないか?
と言われているほど、
たくさんの模様と色が揃っています!
ただし、
北海道のあさりだけは
ちょっと違うんです☆
目立った模様は特になく、
黄褐色のような色をしています!
また、あさりの触感は
ザラザラしていますよ。
これもあさりの表面に
細かい筋が
入っているためなんですね♪
あさりの大きさ
私たちがスーパーでよく見ている
あさりのサイズは、
たいていのものが
3〜4cmですよね!
ですが、
なかには最大で
6〜7cm程度のあさりが
存在しています★
あさりの旬の季節
あさりの旬の季節は
主に3月〜6月と
いわれています。
そのため、
春になると潮干狩りのシーズンが
到来するんですね☆
あさりの寿命
あさりの寿命は
約8〜9年と
いわれています。
あさりの成長速度は
半年で約2cm、
1年で約3cm
というペース★
そのため、
寿命が長くなればなるほど
大きさも大きくなり
最長で5cm程度まで
成長しますよ☆
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しじみとは?
最後に「しじみ」について
見ていきましょう!
しじみの生物学名
しじみは
二枚貝網 異歯亜網
シジミ上科
シジミ科といいます♪
はまぐりやあさりと比べると
見た目はだいぶ違いますが、
生物学上の名前も
かなり違いますね★
しじみの生息地
しじみは
淡水と海水が混ざり合っている場所に
生息しています!
海が近いという河口付近に
しじみは多くいますよ☆
しじみの見た目や触感
しじみには
模様はほぼありません。
黒色のしじみが多いですが、
なかには
茶色のしじみもあります♪
形は丸みを帯びていて、
表面には細かい筋があるのが
特徴ですよ!
しかし、あさりのように
あまりザラザラした触感は
していません★
しじみの大きさ
しじみの大きさは
だいたいのものが
約2〜3cmとなっています!
スーパーなどで売られているのも
たいていが
このサイズですよ☆
しじみの旬の季節
しじみの旬というのは、
はまぐりやあさりとは違って
特徴的なところがあります!
しじみは、種類によって
旬の季節が変わりますよ。
「ヤマトシジミ」は6〜8月、
「マシジミ」は12〜2月が旬です♪
まったく季節が変わりますよね!
昔から
「土用しじみは腹ぐすり」や
「寒しじみ」と言われているのを
聞いたことはありませんか?
夏にとれる「ヤマトシジミ」は
産卵を控えているため、
旨味や栄養がたっぷり
含まれているんです★
そのため、土用の丑の日には
うなぎを食べるのに加えて
しじみのお味噌汁が
欠かせないものとして
親しまれていたんですね☆
そのことから
「土用しじみは腹ぐすり」と
いわれるようになりました!
一方、「寒しじみ」は
その名の通り
寒い時期にとれる
しじみのことをいいます。
冬場というのは
しじみが土壌の奥深くまで潜り
栄養を蓄えている時期♪
この時期にとれるしじみは
「寒しじみ」と呼ばれ、
ほかの時期よりも粒が大きいのが
特徴となっています★
このように旬が違うことで
呼び方が変わっていたんですね!
しじみの寿命
しじみの寿命というのは
種類はもちろん、
地域によって異なります。
「ヤマトシジミ」は10年以上、
「マシジミ」は8年ほどと
いわれていますよ。
しじみの成長速度は
1年で約5mm、
2年で約1cm
というペースで
成長していきます☆
はまぐり、あさり、しじみの違いとは?それぞれの特性を知って見分けよう! まとめ
はまぐり、あさり、
しじみの違いとは?
について調べましたが、
いかがでしたか?
はまぐりやあさり、
しじみを
・生物学名
・生息地
・見た目や触感
・大きさ
・旬の季節
・寿命
に分けましたが、
それぞれ全く異なる特性が
あるということが分かりました♪
特に見た目や触感は
分かりやすく見分けやすいですね!
これらの特徴を知っておいて
ぜひ買うときや食べるときの
参考にしてくださいね★