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フォカッチャとパンの違いとは?それぞれの特徴を見ていこう!

最近はパンブームの影響からか
朝ごはんにパンを食べる人も
多いですよね☆

筆者もパンは大好きで
よく食べますが、
意外と種類がたくさんあります!

定番の食パン
フランスパンはもちろん、
惣菜パン
菓子パンなどもありますね♪

そんなパンの種類の一つに
「フォカッチャ」というものが
ありますが、
「フォカッチャ」とは何なのか
知っていますか?

「パン」との違いを聞かれても
意外と知らない人も
多いと思います。

 

そこで今回は、
フォカッチャとパンの違い
について調べてみました!

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フォカッチャとは?

まずは、フォカッチャが
どんな食べ物なのか
見ていきましょう!

 

フォカッチャって?

フォカッチャとは、
「イタリア」の素朴なパン。

「火で薄く焼いたパン」
のことを意味していて、
現在では世界中で
親しまれています★

ピザの原型ではないか?とも
言われていますよ☆

焼くときには
表面にくぼみをつけるのが
フォカッチャの特徴!

くぼみをつけることで
オリーブなどの具材
置きやすくなりますね♪

ほかにも
空気を抜いてから焼けば
膨らんでしまうのを
防ぐ効果も抜群ですよ★

 

フォカッチャの発祥は?

フォカッチャが考案された時期や
発案者については、
残念ながらハッキリしたことは
分かっていません!

そのため、発祥に関しては
さまざまな意見があります。

 

1つ目はおせんべいのような
薄焼きのパン自体は、
紀元前5000年前後には
すでに食べ始められていた
という説。

紀元前5000年ごろといえば
古代ギリシャ時代、
日本では縄文時代
あたりとなります!

 

一方、
もっとも濃厚な2つ目の説が
フォカッチャは
イタリアの北部・ジェノヴァが
発祥の地
だということ☆

古代ローマの時代までさかのぼり、
その時期に作られたと
言われていますよ♪

古代ローマでは
小麦粉と水だけで練り上げ
神々に捧げていました。

 

フォカッチャってどんな意味?

フォカッチャとは、イタリア語。

「炉端」や「火で焼いた」
という意味があります!

ちなみに、
フォカッチャとは
「通常サイズ」のことをいい、
フォカチーナというのは
「小さいサイズ」
フォカッチャのことをいいますよ★

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フォカッチャとパンの違いは?

では、
フォカッチャとパンの違い
何なのでしょうか?

 

違い1:油分

パンを作るときには
「バター」を使用していますよね☆

しかし、フォカッチャは
「オリーブオイル」
使っています!

昔のフォカッチャは
クリやライ麦を粉状にしていました。

ですが、いまでは
その作り方はほとんどなくなり、
普通のパンと同じように
小麦粉を使い生地を作り
オーブンで焼いています★

基本的には
フォカッチャもパンも材料は
・小麦粉
・塩
・水
・イースト菌
で作っています。

そしてそこに
「バター」を加えるか
「オリーブオイル」を加えるか

という違いがあるということです!

 

違い2:パンの形

普通のパンは
さまざまな形をしていますが、
反対にフォカッチャは
薄く平べったい形をしていますよ♪

 

違い3:キメの細かさ&柔らかさ

「違い1」では
油分について書きましたが、
使う油分により
キメの細かさや柔らかさ
変わります★

フォカッチャには
オリーブオイルを使い、
小麦粉は
超硬質のものを配合するため
食パンよりも固い感じ
仕上がりますよ☆

一方、食パンは、
バターやショートニングを
使っているため、
キメも細かく
どちらかというと柔らかい
です♪

また、フォカッチャには
食パンに使っている
スキムミルクや牛乳
入れないので、
味や香りも違いますよ★

同じく砂糖もあまり使わないため
発酵の度合いは低くなり、
パンに比べて
フォカッチャのほうが
固めの食感となります!

 

違い4:焼き方

焼き方の大きな違いは
型に入れるかどうかです。

フォカッチャは
ビザの原型と言われるように、
型に入れずに
生地をそのまま平らにしてから
焼きますよ☆

 

フォカッチャの作り方は?

では、フォカッチャは
どうやって作るのでしょうか?

昔と今では
作り方は変わり、
近年では具材を乗せたり
混ぜるのも人気ですよ☆

 

作り方

1.小麦粉と塩、パン酵母、
オリーブオイルを混ぜて
練ります!

2.生地を発酵させます。

3.生地を全体的に薄い形にして
オーブンで焼けば完成です♪

 

焼くときには
表面にオリーブオイルを塗ると
GOOD★

形を形成するときには
焼きあがりが平らになるように
指先でくぼみをつけてから焼く
いいですね!

 

どんな食べ方をするの?

フォカッチャは
何も手を加えていない
「プレーン」なものが
良く知られていますね!

塩味がしっかりとついているため
そのまま食べてもGOODですよ★

本場イタリアでは、
スティック状にカットして出すことも!

プレーンのフォカッチャは
上下半分にしたあと、
オリーブオイルを塗って
たっぷりと具を挟み、
サンドイッチ・パニーニにすることも
あります☆

ほかには
オリーブやドライトマト、
ローズマリー、チーズ、玉ねぎなどを
トッピングしたものも有名ですよ!

このようにチーズや具材を
パン生地にトッピングをしたものは、
まるでピザのようにも見えるため
「ピザの原型」と言われているのも
納得できますね♪

 

またイタリアでは、
ビールなどのお酒や
炭酸のジュースと一緒に
食べられることが多いというフォカッチャ。

炭酸との相性が
特に◎だと言われています!

前菜の前のおつまみに出たり
料理の付け合わせにも
フォカッチャは食べられますよ☆

 

おつまみや
付け合わせのときには、
塩とオリーブオイルを混ぜたもの
フォカッチャに添えて
出すことが多いです♪

フォカッチャは素朴ですが、
その素朴さがより
食事を引き立ててくれるんですね★

 

昔は…!?

ちなみに昔は、
フォカッチャは炉端焼きのような
パンとして親しまれ、
クリの粉やライムギ粉と水、
牛乳を合わせて生地を練っていました。

そして、その生地を
2cm〜3cmほどの厚さに広げ
暖炉を使い温めた石窯や石板の上に
生地を置きます☆

そのまま
約4分〜5分焼いたのものが
食べられていました♪

このように
パンの作り方としては
フォカッチャは昔のやり方として
知られていたので、
「灰焼きパン」とも呼ばれていました★

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番外編!ピザとフォカッチャの違いって知ってる?

先ほど書いたように、
「フォカッチャ」は
「ピザの原型」ではないか?と
言われていますよね!

ですが、
ピザとフォカッチャの違いとは
何なのでしょうか?

みなさんは
そもそも「ピザ」と「ピッツァ」は
どこが違うか知っていますか?

 

実は、イタリアのパンである
「フォカッチャ」に
チーズやトマトソースを乗せたものを
「ピッツァ」
と呼ぶんです☆

そして、
イタリア移民が
アメリカに持ち込んだものが
「ピザ」
といいます♪

筆者はただ単に
「ピザ」と「ピッツァ」の
呼び方が違うだけだとばかり
思っていたので驚きました!

ほかには、
その生地にも違いがあります★

「フォカッチャ」から
作られた「ピッツァ」は、
表面はカリカリしていて
中身はモチモチとした食感。

まさに、
「生地」を楽しむ食べ物ですね!

 

一方、「ピザ」は
生地も分厚く
フワフワとした生地をしています。

生地自体のおいしさを
楽しむというよりは、
トッピングをたくさんして
「具材」を楽しむ食べ物ですよ☆

単なる呼び方の違いではなく
まったく異なる食べ物だったというのは
おもしろい発見ですね♪

 

フォカッチャとパンの違いとは?それぞれの特徴を見ていこう! まとめ

フォカッチャと
パンの違いとは?

について調べましたが、
いかがでしたか?

・油分
・パンの形
・キメの細かさ&柔らかさ
・焼き方
など、
それぞれ違いがあることが
分かりました☆

本場イタリアでは
昔から親しまれている
フォカッチャは、
最近では日本でも
よく売られています♪

今回の違いを参考に
食べ比べをしてみてもいいですね★

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