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9月10日は下水道の日!下水道の必要性やその由来を解説!


私たちは皆、
水の恩恵を受けて日々過ごしています。

そして、快適に生活するためには、
汚水雨水
きちんと処理する必要があります。

それなのに、
汚水や雨水をきれいに処理するために
大切な下水道は、
普段あまりスポットの
当たらない存在です。

そんな下水道に目を向けたのが、
下水道の日

そもそも下水道ってなぜ必要なの?

いつから始まったのか?

その由来はなんなのか?

そんな疑問
解き明かしていこうと思います。

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下水道ってなんで必要なの?

下水道が必要な理由
それは大きく3つあります。

①快適な暮らしを守る

トイレ、洗濯、炊事、風呂などの
生活汚水を道路中にある下水管に
排除することで、
悪臭伝染病発生予防しているのです。

また、トイレが水洗化できるので
快適な生活をおくれますね。

 

②地球環境を守る

家庭や工場から排出される汚水は、
下水道を通って、
下水処理場きれいな水に処理されます。

その後、川や海へ流すことで、
きれいな水質を保つことができるのです。

 

③浸水から街を守る

道路や住宅地に降ったを、
下水道管へと流します。

下水道が整備される前は、
雨水の浸水で緑地が減少したり、
多量の雨による
浸水被害も発生していたのです。

 

下水道は私たちの生活に
なくてはならないものですね。

続いては、
そんな大切な下水道にスポットを当てた
下水道の日について解説していきます。

 

下水道の日はいつから始まった?

始まりは、1961年
当時の建設省(現在の国土交通省)が
全国下水道促進デー」を制定しました。

当時の日本の下水道の普及率はたった6%

そのため、全国的な普及を目指したのです。

 

どうして9月10日なの?その由来は?

下水道の主な役割の一つが、
雨水の処理です。

そして、台風の時期は大雨が降りますね。

立春から数えて220日頃が、
台風がよく来襲する時期と言われており、
その220日目が9月10日なんです。

台風の時期に合わせて制定したことから、
大雨でも雨水がたまらないようにしたい!
という願いがひしひしと
伝わってくるように感じます。

 

さて、1961年にスタートした
「全国下水道促進デー」ですが、
下水道に対する認識が
高まってきたことに加え、

より親しみやすくするため
下水道の日
に名前を変更したのが2001年なんです。

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下水道の日にまつわるイベント

毎年、9月10日の前後で
各種イベントが行われています。

例えば、国土交通省では
毎年「いきいき下水道フェステイバル」が
開催されています。

さらに、都道府県市町村の中にも、
イベントを開催している場所がありますので、
行ってみるのも面白いかもしれません。

ホームページに情報を載せている
市町村も増えていますので、
そういったものを
チェックしてみるのも良いでしょう。

 

水を大切に

私たちは、毎日水を使います

多くの場合、
下水道は生活に密着しているのですが、
普段何気なく使っています。

しみじみと下水道について考えることは
あまりないかもしれません。

もし下水道がなかったら、
雨水や汚水をきちんと処理することができず、
不快で不衛生な環境で
生活していたかもしれません。

9月10日は改めて、
下水道の役割正しい使い方を考える
良い機会になりそうです。

 - 9月, 記念日