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ブタクサの名前の由来や花粉について調査!花粉症の原因になるって本当?

みなさんは、
ブタクサという植物
ご存知でしょうか。

いわゆる外来植物なのですが、
現在では日本に定着し
道端河原などで
普通に見ることができます。

さてそれにしても
ブタクサ”って
変わった名前ですよね。

ブタクサの名前の由来って
一体なんだと思いますか?

またブタクサは
花粉症原因ともいわれますが、
それは本当でしょうか?

今回はブタクサについて
解説していきます!

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ブタクサのプロフィール

ブタクサは
キク科ブタクサ属に分類される
一年草の一種です。

北アメリカ原産の植物ですが、
現在では

アジア
南アメリカ
ヨーロッパ
オーストラリア

などなど、
多くの国や地域に
生息しています。

初めて日本にやってきたのは
明治時代の初期ごろ。

しかし分布域が
爆発的に広がったのは、
第二次世界大戦後のことでした。

そのため
マッカーサーの置き土産”なんて
呼ばれることもありますね。

背の高さは1mほどで、
葉っぱには細かい切れ込みが
たくさん入っており
ヨモギの葉によく似ています。

素人目では、
見分けがつかないそうですよ。

または鮮やかな黄色で、
2種類の花が咲きます。

これはブタクサが
雌雄同株(しゆうどうしゅ)という
構造をしているためです。

オスメス
どちらの役割の器官
一株の中に備わっているので
2つの花が咲くんですね。

オスの花は3mm程度の花が
ぎゅっと寄り集まり、
細長い房状に。

メスの花
オスの花の下あたりに
数輪だけ咲きます。

日本の全国各地で
咲き乱れちゃっているので、
外来生物法という法律で
要注意外来生物に指定されました。

繁殖しすぎ!
日本の生物(植物)気を付けて―!
といったところでしょうか。

 

ブタクサの名前の由来とは

さてさて、
ブタクサの名前の由来ですが
どうやら英語での
俗称からきているようです。

ブタクサの俗称は
hogweed(ホッグウィード)。

hogブタで、
weed雑草という
意味になります。

直訳するとブタの雑草ですから、
そのままブタクサ
なったのですね。

漢字で書いても、
やっぱりそのまま
豚草”なのだそう。

Hogweed自体の由来は

ブタが好んで食べる草だから
ブタの生息地によく生えているから

など諸説ありますが、
はっきりとは
していないようです。

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ブタクサの花粉はいつごろ飛ぶ?

花を咲かせる
というと気になってくるのが
花粉についてです。

実はブタクサは、
スギヒノキの次に
花粉症患者
多いとされています。

スギやヒノキって、
花粉症の代名詞的な
植物ですよね。

それに次ぐだなんて、
相当ヤバい奴じゃないですか。
さすが要注意外来生物

そして、
ブタクサがを咲かせるのは
7月~10月頃です。

からの初めにかけて
花粉症の症状がひどい人は、
ブタクサ原因かもしれませんね。

 

身近なブタクサに気を付ける!

ブタクサ名前由来
花粉について見て頂きましたが
いかがでしたか?

全国どこにも分布していて
身近な植物ですが、
意外と知らないことも多いですね。

河原などを歩くとき、
ちょっと意識して植物を見てみると
見つけられるかもしれません。

またブタクサが
花粉症の大きな原因だというのも
少々驚きでした。

花粉症は春ごろの
イメージが強いですが…

ブタクサ真夏
がっつり花粉を飛ばしてくるので、
花粉症の方はご注意くださいね。

 - 豆知識