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なまはげの由来って?変わった名前や起源について徹底調査!

「悪い子はいねぇがー!!」

このフレーズを聞けば
誰もが秋田県の伝統行事である
なまはげを思い浮かべると思います。

全国的にも有名ななまはげですが、
名前行事由来
意外と知らなかったりしませんか?

そこで今回は
なまはげの由来について
調べてみました!

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なまはげとは?

なまはげの行事は
主に秋田県
男鹿市などで行われています。

なまはげが現れるのは
毎年の大みそか

恐ろしい鬼の面ミノ
出刃包丁を持ってなまはげに扮し

悪い子はいねぇがー!
泣く子はいねぇがー!

と叫んで、
子供や新妻を驚かします。

若いお嫁さんや小さな子供に
悪いことをしたり
怠けていてはいけないよと、
戒めを与えるのが目的の行事なんです。

また、なまはげは
災いを払って幸せを呼び込んでくれる
とも言われています。

畑を豊作にしてくれたり、
病気を払ってくれる
神様とも信じられているんですよ。

 

なまはげの名前の由来って?

ちょっと変わった
“なまはげ”という名前。

この名前の由来
実はなかなか怖いんですよ。

昔の怠け者は、
寒い冬には囲炉裏にあたって
ばかりいました。

囲炉裏にずっとあたっていると、
低温やけどをしてしまい
手足に“なもみ”というタコができます。

なもみは怠け者の証拠。

そんな怠け者を更生させるために
なまはげがやってきて
なもみを包丁で剥ぎ取ってしまうんです。

なもみを剥ぐ様子から
もともとは“なもみはぎ”と呼ばれ、
それがなまって
なまはげになったと言われています。

タコを剥がれるって
聞いただけで痛いですね…

なもみができないように
気をつけなければ!

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なまはげの由来とは?

なまはげの由来起源には
いくつも説があるので、
そちらを見てみましょう。

 

1.武帝のお供説

昔、漢(中国)武帝という人が
日本にやってきたとき、
5匹のお供として従えていました。

この鬼が年に1度、
武帝から自由行動の許可をもらうと
村に現れて悪さをしたのです。

ここから、家々を回って
子供たちを怖がらせるなまはげが
誕生したそうな。

 

2.外国人説

日本に流れ着いた外国人
お寺に仕えるようになり、
年に1度だけ
村人のもとを訪ねて回ったそうです。

当時の日本人には、
肌や目の色が違って顔のほりも深く
体格も大きい外国人
異形の鬼のように見えたのではないか、
という説。

 

3.お役人説

冬になって農作業が少ないからと
怠けている農民の家々に、
戒めのために役人が訪問してきました。

そのときの役人が、
鬼のような形相だったとする説です。

恐ろしく
現実的な説ですね!

個人的には、
このお役人説を推したいです。

やはり一番怖いのは
人ということなのでしょうか(笑)

 

なまはげに注意!

なまはげ怠け者を懲らしめる
恐ろしい存在であり…

それと同時に、
幸せを運んでくれる
神様であることも分かりました。

現代では囲炉裏はあまり見かけませんが、
コタツに入りすぎている…なんて人の元にも
なまはげは現れるかもしれませんね。

悪い子だ!と怒られないように、
冬も元気に働いて
なまはげに気をつけましょう!

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