初詣はいつまでに行く?節分までに行けばいいってホント?
慌ただしい年末が過ぎ、
年が明けたらまずどこへ行きますか?
え?バーゲンですか?
近頃は元旦から営業している百貨店や
ショッピングモールも多いですよね!
しかしやっぱり
年明けにまず行きたいのは
初詣ではないでしょうか?
でもお正月は混んでいるし、
仕事や学校が始まるとなかなか
初詣に行く機会を逃してしまいますよね。
ところで初詣は
いつまでに行けばいいのでしょうか。
よく節分までに済ませればいいと聞きますが、
なぜ節分までなのでしょうか?
今回は意外と知らない初詣の由来や、
期間についてご紹介します!
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初詣の由来
そもそも初詣とは何かご存じですか?
初詣は、もともと「年籠り」
と言う行事でした。
その家の家長が大晦日の夜から
元日の朝まで神社に籠もり、
家内安全や豊作を祈願していたそうです。
これがやがて
大晦日の夜にお参りする
除夜詣(じょやもうで)と、
元日の朝にお参りする
元旦詣(がんたんもうで)
に分かれました。
そしてこの元旦詣の習慣が、
現在の初詣になったと言われています。
初詣は本来、
家内安全や豊作を祈る行事だったんですね。
そう聞くと、
宝クジが当たりますようにとか、
今年こそ痩せますように、なんて
神様にお願いしているのが
恥ずかしくなってきました…。
神様もきっと
私利私欲ばかり祈る人の願いは
聞いてくれないでしょう。
だから宝クジも当たらないし、
毎年痩せないんですね(笑)!
初詣はいつまでに行けばいいの?
実は初詣には、
いつまでに行かなくてはいけないという
決まりはないんです。
ただし、
新年の幸せを祈る行事であったという
初詣の由来を考えると、
やはり正月3が日、もしくは
松の内までに行くのが良いという
考え方が一般的なようですね。
ちなみに松の内とは、
新年にお迎えした歳神様が
家の中に滞在している期間のことで、
多くは1月7日までとされていますが、
15日や20日までとする地域もあります。
また、よく初詣は節分までに
済ませれば良いと聞きますが、
これにも理由があるんです。
旧暦では節分が
季節の変わり目(立春)の
前日であることから、
立春は元日にあたります。
立春を過ぎると
旧暦でも新年が始まり
季節が変わってしまうので、
さすがにそれ以降のお参りを
初詣と呼ぶのはちょっとおかしいですよね。
よって、初詣は遅くとも節分までに
済ませた方が良いと言われているようです。
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初詣は神社とお寺、どっちに行けば良いの?
神道を信仰しているのなら神社、
仏教ならお寺に行くのが一般的かと思います。
もともと明治時代までは
神仏習合(しんぶつしゅうごう)と言う
神道と仏教が融合した宗教が
信仰されていて、
神社仏閣は同じものでした。
ですので、
特にこだわりや信仰がなければ、
神社でもお寺でも構いません。
ちなみに初詣のはしごもOKだそうですよ!
節分までには初詣に行こう!
いかがでしたでしょうか。
初詣の時期にはハッキリした決まりは
ないんですね。
年明けは何かと忙しいですが、
なるべく節分までには
済ませるようにしましょう!
それから、初詣の後は
寄り道しない方が良いらしいですよ。
寄り道すると、
いただいた福を失ってしまうんですって。
初詣の後はバーゲンには行かずに、
御利益はまっすぐ持って帰りましょうね!