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予防接種を受けるとインフルエンザの症状が軽いってホント!?

冬になると流行するインフルエンザ
長引く高熱に関節痛など…。
かかってしまうと辛いですよね。

毎年予防接種を受けている人も
多いのではないでしょうか。

ところで、
インフルエンザにかかったのに
思いのほか辛くない。
高熱が出なかった。
というような経験はありませんか?

そんなに辛くなかったのは、
予防接種の効果なのでしょうか?

今回は、
予防接種を受けると
インフルエンザの症状軽いのかについて
まとめてみました!

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インフルエンザって何?

そもそもインフルエンザとは
何なのでしょうか。

インフルエンザとは、
その名の通り
インフルエンザウイルス
感染したことによって起こる
感染症です。

症状は、
高熱や頭痛、吐き気、鼻水、咳、
関節痛、倦怠感、寒気などで、
主にA型、B型、C型があります。

風邪と比べて毒性が強く、
症状悪化しやすいのが特徴ですね。
想像しただけで辛くなってきました…。

ちなみに、季節型と言って
毎年冬に流行するのは
A型とB型です。

温度が下がって
空気が乾燥することで、
インフルエンザウイルスが
生存しやすくなるんだそうです。

だから冬に流行するんですね。

そう言えば大晦日に高熱が出て
元日に救急病院に行った結果、
インフルエンザだったことがありました。

お正月にインフルエンザで
寝込むほど切ないものはありませんので、
みなさんも気をつけてくださいね(笑)。

 

インフルエンザの予防接種とは

それでは、予防接種を受ければ
インフルエンザには
かからないのでしょうか?

インフルエンザの予防接種とは、
インフルエンザウイルスを元に作った
ワクチンを投与することで、
体内に免疫を作る仕組みです。

ちなみに、この時に投与する
インフルエンザウイルスは、
感染しないように変化させたものですので、
他の人にうつることはありません。

予防接種を受けたから…と、
仕事や学校を休む必要はありませんよ(笑)。
ご安心ください!

ちなみに予防接種の
有効率60パーセントと言われています。

有効率と言うと
「予防接種を受けた人のうち60パーセントは
インフルエンザにかからない
と思われがちですが、
実は少し考え方が違うんです。

正しくは、
「予防接種を受けなかった場合と比べて
感染を防げる確率が60パーセント。」
という意味なんです。

つまり予防接種を受けても
インフルエンザにかからないと
いうことではない
んですね…。

だったら予防接種を
受ける意味なんてないじゃない!

と思うかもしれませんが、
実は予防接種目的
インフルエンザの感染を防ぐことだけでは
ないんですよ。

詳しくは後ほどご説明しますね。

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インフルエンザの症状が軽い原因は?

それでは本題に戻りますが、
インフルエンザの症状軽い場合は
何が原因なのでしょうか?
予防接種効果はあるのでしょうか?

ちなみにインフルエンザにかかっても
症状があまり出ないことを
不顕性感染(ふけんせいかんせん)と言い、
理由は2つあります。

1つは予防接種

良かった!
ちゃんと予防接種の効果があるんですね。

予防接種をしたことにより
体内に免疫ができているので、
症状が軽くなるそうですよ。

そう、予防接種の目的は
インフルエンザの感染を防ぐことだけではなく、
重症化を予防することなのです。

かからないに越したことはありませんが、
脳炎など命に関わることもある
インフルエンザですから、
症状が軽くなるだけでも
万々歳ですよね!

 

そしてもう1つは、
インフルエンザB型に感染した場合。

A型が短期間高熱が出るのに対し、
B型はさほど熱が出ず
ゆっくり症状が現れるので、
すぐにインフルエンザとは
気付きにくいことがあります。

一方、腹痛や下痢、嘔吐は激しく、
A型より長引きやすいのが特徴です。

A型にしてもB型にしても、
やっぱりインフルエンザは
辛いということですね…。

 

予防接種を受けよう!

いかがでしたでしょうか。

インフルエンザ予防接種
感染を防ぐだけでなく、
症状を軽くする目的もあったのですね。

ちなみにワクチンは
効くまでに2週間程度かかり、
効果は5ヶ月間ほど持続するそうです。

インフルエンザは
12月頃から感染力を増し、
1月から3月ピークとされています。

もしかかってしまっても
症状が軽く済むことを期待して、
11月中には予防接種を
済ませておくと良いですね!

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