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求婚の日を調査!由来は少し変わったお嫁さん探しだった?


求婚、なんていうと
ちょっとだけ
古めかしい感じがします。

結婚を求める…
つまりプロポーズのことですが、
日本的な
情緒のある言葉ですよね。

一世一代で行う求婚は、
嬉しい結果でも
悲しい結果だったとしても
深く心に残る場面です。

そんな大事な場面だからこそ、
記念日も制定されているんですよ。

今回は求婚の日について、
解説したいと思います!

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求婚の日の由来は?

求婚の日は、
毎年の1月27日です。

どう頑張ってみても、
語呂合わせではないですね。

それではいったい
どんな由来があるのでしょうか?

時代をさかのぼって
1833(明治16)年の1月27日。

この日、日本で初めて
新聞上求婚広告が掲載されました。

求婚広告というのは
自分のプロフィールや、
結婚相手に求める条件などを書いた
いわば求人票。

つまり新聞で、
結婚相手募集したんですね。

求婚広告を出したのは
中尾勝三郎さんという男性。

簡単に言うと広告には、

「離婚してなにかと不便なんですよね。
貧乏でもお金持ちでも構いません。
年齢は17~25歳くらいまででお願いします。
ピンときたら連絡してね!」

というような
内容が書かれていました。

当時はお見合いなどで
結婚するのが当たり前でしたから、
広告を出すなんて
かなり大胆な行動ですよね。

この熱意に打たれたのか、
ある19歳の女性が広告に応募

そして二人は見事に
ゴールインを果たしたのです。

これらの出来事を由来に、
求婚の日が制定されたんですね。

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求婚の日の元になった求婚広告…世界ではどう?

日本で初めて
求婚広告が掲載されたのは、
明治時代でした。

それでは今度は
世界に目を向けてみましょう!

世界初の求婚広告を調べると、
なんとそれは1695年
イギリスの新聞へ掲載されたそうです。

1695年というとあれですね…
日本はまだ
徳川幕府の時代ですね。

生類憐みの令なんかが
バリバリ機能してた頃です。

日本人が犬に気を使ってる頃、
イギリスでは
おしゃれに広告を打ってたんですね。
すごい事実です。

ちなみにその広告の内容は

「30歳で割とお金持ちです。
若くて清楚な女の子カモン!」

というようなもの。

この求婚広告
成功したのかどうかは、
残念ながら
分かりませんでした。

しかしどちらかといえば
大人しい気質の日本人同士でも
成功していますから…

陽気なイメージの
ヨーロッパの国の方なら、
成功した可能性は
十分あるのではないかと思いますね。

現在でもドイツなどでは、
求婚広告はとてもポピュラー
行われています。

インドでも
人気がある方法だそうですよ。

 

大胆な求婚が吉?

求婚の日は、
思い切った婚活から生まれた
記念日だったんですね。

求婚広告というのは、
それまでの日本にはなかった
伴侶の探し方でした。

新聞に広告を載せるのも
それに応募するのも、
勇気のいることだったと思います。

しかし勇気を出したからこそ、
結婚というゴール
たどり着くことができたのです。

やはり求婚
プロポーズをするのには、
ここぞというときの
大胆さが必要なのかもしれないですね。

 - 1月, 記念日