憲法記念日って何の日?建国記念日との違いは?
ゴールデンウィークは
ちょうど気候も良いので、
お出かけに最適ですよね。
我が家はゴールデンウィークには
毎年旅行に出かけます!
ところで、
5月3日は何の日かご存知ですか?
5月3日は憲法記念日なんです。
祝日だということは
分かりますが、
意外と知られていない
記念日ですよね。
今回は、憲法記念日の由来について、
ご紹介したいと思います!
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憲法記念日の由来
憲法記念日とは、
「日本国憲法の施行を記念し、
国の成長を期する日」として
1948年に定められた記念日です。
ちょっと難しい表現ですが、
要するに現在の
日本の憲法が始まった日、
と言えば分かりやすいでしょうか?
と、いうことはそれまで日本に
憲法はなかったのでしょうか?
いえ、そういうわけではありません。
それまで日本で
施行されていたのは、
明治時代に制定された
大日本帝国憲法という憲法です。
現在の日本国憲法との
大きな違いは、
主権が天皇にあるという点。
当時は政治や裁判などの権限が
全て天皇にあり、
国のあり方を決めるのは
天皇だったんですよ。
今では考えられない時代ですね。
日本以外の他の国のニュースを
見ていても思うのですが、
誰か1人に大きな権力が
あるということは
とても怖いことですね…。
やがて第2次世界大戦後に
現在の日本国憲法が制定されると、
主権は天皇から国民へ移りました。
つまり、国のあり方を決める
政治の主役は天皇ではなく、
国民であるという意味です。
5月3日は日本にとって
現在の憲法が施行された
記念すべき日だったんですね。
ちなみに憲法記念日は、
日本だけでなく
世界各国にあるんですよ!
建国記念日との違いは?
海外では憲法記念日の他に、
建国記念日を祝う国が
多いそうです。
建国記念日とは、
その国が建てられた日を
意味します。
国が建てられて、
憲法が制定されて…と、
憲法と建国は切っても切れない
間柄ですよね。
ところで、
日本の建国記念日は
いつなのでしょうか?
実は日本の建国記念日は
明らかになっていないのです!
神話によると
初代天皇の神武(じんむ)天皇が
即位した日が旧暦の
1月1日とされており、
この日が日本建国の日だそうです。
しかし神武天皇は
神話上の人物ですから、
本当のところは分かりません。
建国が神話上の話だなんて、
なんだかミステリアスですよね!
ちなみに、
旧暦の1月1日を新暦に換算すると
2月11日になります。
したがって日本では2月11日を、
「建国をしのび、
国を愛する心を養う日」
として建国記念の日に
定めたそうですよ。
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日本国憲法を知ろう
いかがでしたでしょうか。
憲法記念日とは、
日本国憲法が施行されたことを
記念する日だったんですね。
ちなみに日本国憲法は
3つの柱から成り立っています。
1つは先にご説明した国民主権。
2つ目は人が人間らしく生きる
権利を尊重するという、
基本的人権の尊重。
最後は世界平和のために、
日本は戦争をしないという
平和主義です。
少し難しい話に
なってしまいましたが、
スラスラ説明できると
ちょっとカッコイイですよね。
ゴールデンウイークの旅のお供に、
子供たちに教えてあげるのも
良いかもしれませんよ!