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新選組で有名な池田屋事件って?背景やあの名シーンまで解説!③

古高俊太郎の自白によって、
長州藩らの
あまりに過激な計画発覚

尊攘派たちを捕まえるべく
動き出す新選組ですが…
増援が来ない!なぜ!ホワイ!!

しかし後に池田屋事件と呼ばれる
大捕り物の始まりは、
刻一刻と迫っていました。

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増援なしでの探索

御所に放火天皇様の誘拐
松平容保の暗殺

そんな計画を立てていた
長州藩たちを捕まえるために、
待ち合わせ場所で
増援を待っていた新選組。

しかし増援は来ない。
待てども待てども 来 な い 。

応援の要請を受けたのは
会津藩桑名藩だったのですが…

どうやらそんな計画
本当に実行されるわけがないと、
のんびり構えていたようです。

増援があてにならない…と
きっぱりあきらめた新選組は、

・局長の近藤さん
・副長の土方さん

それぞれトップにして
二手に分かれ
町の探索を開始しました。

しかしですね…
このとき出動していた隊士って
めちゃくちゃ少ないんです。

もともと隊士が
40人しかいないのに、
病欠6名です。

つまり34人をさらに
二手に分けちゃうわけですね。

あらららら…
だから増援欲しかったのに…

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池田屋への突入

四国屋方面、そして池田屋方面へと
別れた2組ですが
当たりだったのはもちろん池田屋

池田屋方面を探索していた
近藤さんグループは、
正面から堂々と踏み込みます。

近藤さんが「御用改めです」
と告げると、
池田屋の主人が

 

いやあああ新選組いいい!皆さん逃げてぇぇ!!」(意訳)

 

と2階に向けて叫んだので、
尊攘派の志士たちが
ぞろぞろと姿を見せます。

そこからはもう
切った張ったの戦いです

池田屋の中に踏み込んだのは、

近藤勇
沖田総司
永倉新八(ながくらしんぱち)
藤堂平助(とうどうへいすけ)

といった4名だけでした。

彼らは腕の立つ精鋭であり、
他のメンバーは
池田屋の周りを固めていたんですね。

新選組4名に対して、
尊攘派20数名

尊攘派の中には
すぐに逃げ出した人もいましたが、
それでも不利な中で
新選組はめちゃくちゃ奮闘します。

もう斬ります。
とにかく斬ります。

しかし藤堂さんはケガ、
沖田さんは持病の肺結核により
吐血をしたため(諸説あり)
戦線から脱落

 

「えぇ…ヤバいじゃん…
もう戦えるの2人しかいないじゃん…

 

となんとも危ないところで
土方さんグループ到着します。

こちらのグループにも

斎藤一(さいとうはじめ)
原田左之助(はらださのすけ)

といった精鋭がいたので
一気に新選組優位に立ちました。

 

最終的に池田屋の中では

宮部鼎蔵(みやべていぞう)
吉田稔麿(よしだとしまろ)

など尊攘派の中でも
有力だった志士を含む9人を斬り
4人を逮捕します。

戦いが終わるくらいになって
会津藩桑名藩
ようやくやってくるんですが…

 

「いやいやいや俺たちの手柄だから」

 

と土方さんが彼らを締め出し、
池田屋には近づかせなかったそうです。

いいとこだけ持ってかれてたまるか…
お役所仕事反対…!
といったところでしょうか。

池田屋での戦いの後は
会津藩桑名藩捜索を行い、
隠れていた尊攘派
20数名がさらに逮捕されます。

この大捕り物によって、
新選組の名前は
一気に広まっていきました

 

池田屋事件
勝利を収めた新選組

彼らは名声を手にしますが、
有力者を多く失った尊王攘夷派
大打撃を受けたそうです。

 

さてさて…
一件落着した池田屋事件ですが、
もう少しだけ
解説していきたいと思います。

幕末といえば気になるあの方、
坂本龍馬池田屋事件
何か関係があったのでしょうか。

そして有名な階段落ちとは?

 

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