キスの日について徹底調査!由来は映画のワンシーンだった?
有名なバレンタインデーや
ホワイトデーをはじめ、
初恋の日、告白の日、恋人たちの日など…
愛や恋に関係した記念日は
たくさんあります。
その中から今回ご紹介するのは
ずばりキスの日です!
キスの日は
毎年の5月23日。
どうしてこの日が
記念日に選ばれたんでしょうか?
今回はキスの日の由来を
調査してみました。
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キスの日の由来とは?
キスの日の由来になったのは
一本の映画です。
その映画とは、
佐々木康さんが監督を務めた
はたちの青春という作品。
まだ子供の結婚を
親が取り仕切っていた時代…
結婚話を進めようとする父親と
他に好きな人がいるのでNGを出す娘、
そして娘に加勢する母親。
大まかにいうと
こういったストーリーです。
そしてこの映画が
なぜキスの日の由来なのかというと…
はたちの青春の中に
日本の映画で
初のキスシーンがあるからなんです!
映画が作成されたのは
1946(昭和21)年のこと。
この頃の日本ではまだ、
映画にキスシーンがあるというのは
一般的ではありませんでした。
はたちの青春のキスシーンは
唇がわずかに触れ合う
ほんの一瞬のものだったのですが、
それでもかなり衝撃的だったようです。
このキスシーンが話題になり
映画は大ヒット、
映画館は常に満員だったそうです。
はたちの青春が公開されたのが
1946年の5月23日。
ここからとって、
キスの日は
5月23日に決定したんです!
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急遽追加?キスの日由来のシーン
さて、上でご紹介しました
はたちの青春なんですが…
実はもともと、
キスシーンは予定されて
いなかったんです!
はたちの青春が製作された
1946(昭和21)年は
まだ終戦から間もない時期。
つまり日本はGHQに
管理されちゃってるわけです。
当然映画を撮るのにも
GHQさんにOKをもらわないと
いけないんですね。
そこでGHQさんに
はたちの青春の脚本を見せたところ…
GHQ「うん。映画撮ってもいいよ」
日本「よかった!サンクス!センキュー!!」
GHQ「でもね、話の流れ的にキスシーンがないと変」
日本「え!マジですか!」
GHQ「うん。だからキスシーン追加ね」
日本「かしこまりー」
ざっくりいうとこんな感じで
脚本にはなかった
キスシーンを加えることになったんです。
GHQさんの一言がなかったら、
日本初のキスシーンの誕生は
もっと遅くなっていたということですね!!
…なんて言ってるんですけどね。
実は日本の映画のキスシーンって、
はたちの青春が
初めてじゃないんです。
えええええ!?
って感じですよね、はい。
心中お察しします。
日本の映画で
初めてキスシーンが描かれたのは、
川島雄三監督の
追ひつ追われつという作品。
はたちの青春より約4か月早い、
1946年の1月24日の公開でした。
ただこちらの映画、
短編の喜劇作品ということで
あまり話題にならなかったそうで…
大ヒットしたはたちの青春に
日本初のキスシーンというお株を
持っていかれたわけです。
こう考えると、
はたちの青春や追ひつ追われつより
もっと古い映画にも
キスシーンがあったかもしれないですね。
キスの日の本当の日付、
探してみてはいかがでしょうか?
キスの日には映画?
今回はキスの日の由来について
お届けしました。
映画のワンシーンから
記念日が生まれるなんて、
なんだか不思議ですね。
それも本来は描かれないはずの
シーンだったなんて、
ちょっと驚いてしまいます。
キスの日には、
記念日の由来になった映画を
じっくり見てみるのも
楽しいかもしれませんね。