ゴールデンウィークと大型連休の違いは?なぜNHKでは大型連休で徹底されているの?
春の楽しみといえば、ゴールデンウィーク!
貴重な連休ですので、
旅行の計画を立てている方も
多いのではないでしょうか?
ところで、よくニュースを見ていると
ゴールデンウィークのことを
大型連休と表現しているのを耳にしますよね?
ゴールデンウィークと大型連休は
違うのでしょうか?
特にNHKでは
ゴールデンウィークという
言葉は使わないようですが、
一体どうしてなのでしょうか?
今回は、ゴールデンウィークと
大型連休の違いについて調べてみました。
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ゴールデンウィークと大型連休の違い
ゴールデンウィークと大型連休。
このふたつの違いは特にありません。
表現が違うだけです。
えー、なんだそれ!
と思われた方も多いかと思いますが、
実はゴールデンウィークというのは
国が発信した言葉ではなく、
映画業界が作った造語なのです。
これは初耳だったという人も
多いのではないでしょうか?
もともと5月は祝日の関係で
多くの人が連休を楽しんでいました。
そこに狙いを定めたのが映画業界。
盆暮れ正月よりも
この期間の方が興行収入が
高かったということもあり、
この期間をゴールデンウィークと呼び、
宣伝に使ったんだそうですよ。
それが1950年代のことですが、
1970年のオイルショックをきっかけに
ゴーデンウィークという言葉は不適切だと
放送局に講義が入るようになったんだとか。
確かにちょっと
浮かれた感じがする言葉ですよね(笑)。
さらにゴールデン(黄金の)
ウィーク(週間)とは言うものの、
土日休みが定着して以降、
土日を繋げると週をまたいで
10日近くの連休になることも多く、
ウィークという言葉が
適切ではないという意見も
多かったんだそうです。
ちょっと細かいご意見な気もしますが、
言われてみればそうですね。
特にNHKは国営放送ですので、
特定の業界の宣伝をすることは
避けるべきであるという観点からも、
ゴールデンウィークという言葉を
使わないと決まっているんですって!
また、制作の現場からも、
カタカナや長すぎる表現が好まれない
背景もあったようです。
国営放送って色々大変なんですね・・・。
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大型連休以外の表現もある?
いかがでしたか?
大型連休とは、
ゴールデンウィークを
言い換えた言葉だったんですね。
しかし、近年ではシルバーウィークが
浸透してきましたので、
この期間にも大型連休という言葉が
使われているようです。
使いどころが増えて
良かったですね(笑)。
ちなみに大型連休という言葉を
繰り返すと、
それはそれで講義が入るのだそうで・・・。
NHKでは、連続して大型連休という
表現は使わず、
春の連休、4月からの連休、
今度の連休、などと、
表現に複数のパターンを
もたせているんだそうです。
何度も言うようですが、
国営放送って色々大変なんですね・・