はてなスッキリ

日常の疑問をスッキリ解決します!

*

さんまの骨がのどに刺さった!対処法とは?

さんまの骨が
のどに刺さってしまった経験がある人は、
意外といるのではないでしょうか?

さんまを焼き魚にして食べるのは、
とてもおいしいですよね!
さんまといえば
さんま祭りも開催されているほど、
人気の魚です。

しかし、骨がのどに刺さってしまうと、
ずっと違和感があるし
のどに痛みもあるため、
どうしたらいいか分からず
気になってしまいますよね。

また、気を付けてはいても
自分だけでなく
子どもが刺さってしまったときは、
もっと動揺してしまいます。

 

そこで今回は、まずやるべき対処法
病院に行くとしたら
何科に行けばいいのか
について、
調べてみました!

Sponsored Link

 

まず最初にやるべきこと

さんまの骨が刺さった!
そんなときはまず落ち着いて、
のどの奥に骨が見えるかどうかを
確認しましょう。

鏡を使ってライトなどで照らせば、
のどの奥も見ることができます。

 

では、口を開けても
骨が見えなかった場合は、
どうすれば良いのでしょうか?

そういう場合は、
もっと見えないような深いところ
刺さってしまっている可能性があります。
奥深くなんて
想像しただけで怖いですよね。

 

自分でできる対処法とは

まずは慌てず今から紹介する対処法
試してみることをおすすめします!

 

唾を飲みこんでみる

のどの手前に刺さった骨であれば、
唾を飲み込むだけで
自然に取れる場合もあります。
慌てず一度飲み込んでみましょう。

 

水でうがいをする

骨が刺さっている場所を
洗い流すつもりで、
何度かうがいをしてみましょう。

小さな骨だった場合は
何度か繰り返せばとれますが、
太い骨の場合は
無理にうがいをすることで出血したり、
骨を押し込んでしまう可能性があるので
やめましょう。

 

実際これらの方法で
取れたという報告があるため、
試してみる価値はありますが、
確実なとり方としては
立証はされていません

そのため、絶対無理は禁物です!

 

確実なのは、病院に行くこと

上記のような方法を
軽くやる分には問題ないですが、
無理してやってしまうと、
反対に粘膜を傷つけたり
骨が見えなくなってしまうなど、
逆効果になってしまう場合があります。

さんまの骨が刺さったからといって、
病院に行くほどでもないし…
と思うかもしれませんが
そんなことは言わずに、
ぜひ病院に行ってみましょう!

病院の診療時間が終わっている
夕食に魚を食べるためか、
骨が刺さった人の多くは
救急外来を受診するといいます。

診療時間外の場合は救急外来へ、
日中であれば鼻やのどの専門科である
耳鼻咽喉科を受診するといいでしょう。

 

耳鼻咽喉科では、
口の中を確認し
骨がどの位置にあるかを確認します。
見える位置にあった場合は、
その場で専用の器具を使い
取り除いてくれます。

口の中に器具が入ることで、
気持ち悪くなってしまう人も
いるようですが、
その場合には麻酔を使い、取り除きます。

 

ファイバーなども使い、
のどの奥を正確に見てくれるため
安心です。
悩んでいる間にあっという間に
ピンセットで取ってくれますよ。

見えないくらい
奥に刺さってしまっている場合にも、
食道鏡を使って確認し
処置してもらうことができます。

 

子どもののどに骨が刺さってしまったときは?

子どもの場合は
うまく言葉で伝えることができないためか、
大泣きしたり機嫌が悪くなるため、
見ている大人も辛いですよね。

骨が刺さったことが原因で
病院に行く人のうち、
3人に1人は9歳以下の子ども、
4人に1人は4歳以下の子ども
だといいます。

 

それも骨が刺さりやすい場所が
関係しているんです。

扁桃は免疫に関係している部分のためか、
大人よりも子どものほうが
サイズが大きいのが特徴で、
特に刺さりやすいと言われています。

一方、大きな骨を間違って
飲み込んでしまった場合には、
食道の入り口に
刺さってしまうことがよくあるため、
より注意が必要です。

 

それでも刺さってしまった場合には
病院に行くのが一番早いですが、
小児科がいいのか
耳鼻咽喉科がいいのか、
悩みませんか?

この場合も、小児科ではなく
大人と同じ耳鼻咽喉科
行くようにしましょう。

無理やり指を突っ込んだりするのは
絶対NGなので、
できるだけ
触らないようにしてくださいね。

Sponsored Link

 

絶対やってはいけないこと!

骨が刺さったとき慌てるあまり
危険を伴うやってはいけないことを、
やってしまっている人も
いるのではないでしょうか?

やってはいけないものを、
まとめて見ていきましょう。

 

ご飯をかたまりにして噛まずに飲み込む

これは一番有名な民間療法の1つ
といえます。
刺さってしまったときに
真っ先に試す人が多くいると思いますが、
あまりおすすめできる方法では
ありません。

もちろん小さな骨で
タイミング良く取れる場合もありますが、
大きな骨の場合には
さらに深く突き刺さり、
のどを貫通したり食道側に移動し、
取りづらくなってしまう可能性が
大きいです。

 

ピンセットで取る

鏡などで確認したときに、
骨をピンセットで抜いてしまう人も
いるようですが、
これはとても危険です!

粘膜を傷つけてしまう可能性も
十分あります。

出ている骨だけ折れてしまい、
刺さった部分が奥に入ってしまうという
最悪の事態も十分あるので、
無理に触ることはやめましょう。

 

骨が自然に溶けるのを待つ

のどぼとけをつまんで左右に動かすと、
骨がまだ刺さっているか、
抜けてはいるものの、
傷がついて痛みが残っているだけなのかを
確認できるといいます。

触って痛みが残っていれば
骨が残っており、
触っても特に痛みが残らなければ、
もう骨は残っていないといわれています。

 

しかし、この方法は決して
確実ではないので、
それだけを信じてしまってはいけません。

骨は自然に溶けるとも
言われているようですが、
のどに刺さった状態で
溶けることはありません

溶けたのではなく、
あくまで自然に抜けたということです。

抜けない限りは
ずっと刺さったままなので、
違和感があるまま放っておかず、
早めの対処を心がけましょう。

 

骨が刺さりやすい魚!?

和食好きには魚は欠かせないですが、
骨が刺さりやすい魚というのが
実はあるんです。

最も多いのがアジタイなどの大きな骨。
次にさんまウナギ
ほっけなどの小骨があります。

やはり焼き魚などにして、
食べる機会が多い魚が
刺さる回数も多いですね。

 

初夏から夏にかけて旬のタチウオは、
特に太い骨が多いため
刺さってしまうと
病院での処置も大変になってしまいます。

くれぐれも気をつけましょう!

 

骨がのどに刺さらないようにするための予防法

100%さんまの骨を取り除いて食べるということは、
正直難しいです。

誰でもすぐにできる一番の予防法は、
よく噛む」ということ。

急がずゆっくり噛むことで、
骨が口にあることが分かり
刺さるリスクもグッと下がるでしょう。

栄養満点の魚。
できることなら
子どもにも食べさせたいですね。

骨が刺さることを防ぐためには、
やはり大人が注意して食べさせることが
何よりも予防になります。

 

さんまの骨をきれいに取る方法

まず食べ始める前に寝かせた箸を
さんまの頭から尾にかけ
身を軽く押していきましょう。

これにより、ほぐしやすくなります。
決して強く押さず、
あくまで優しくがポイントですよ。

そのあとは中骨に沿って
横に箸を入れていき、
身を開いて骨を引っ張るだけ。

たったこれだけで
骨をきれいに取ることができちゃいます!

 

さんまの骨が刺さったときの対処法まとめ

骨が刺さってしまったときの対処法や、
注意すべきこと
骨が刺さらないようにする予防法などを
ご紹介しましたが、いかがでしたか?

たかがさんまの骨ですが、
刺さるとそれまで楽しかった食事も
一気に気分が落ちてしまいます。

刺さってしまったときは、
自己判断せずに
耳鼻咽喉科に行くようにしましょうね!

 - 豆知識