4月23日は子ども読書の日!由来は子どもの活字離れ?
学校から帰ってきたら
宿題は後回しにして、
長時間インターネットをしている子や、
テレビゲームに没頭している子。
パソコンや
テレビゲームなどが普及するにつれ、
そういう子供が増えてきましたよね。
時代の流れに乗り
読書をする子供は、
下降気味にあるようです。
語彙力をはじめ、
集中力や想像力などがつく
いいことずくめの読書を
子供がしなくなってきている
というのは、大問題!
そこで、
そんな子供たちの活字離れを
何とかしようと、
制定されたのが
子ども読書の日なんです。
今回は、
子ども読書の日の由来と、
その日にちなんだイベント情報を
紹介していきますね!
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子ども読書の日の由来とは?
子ども読書の日は、
4月23日に定められています。
子ども読書の日と聞くと
その関連の団体が付けたのだろうと、
思う人が多いと思いますが、
実は
子ども読書の日は
記念日には珍しく、
2001年12月に
子供に意欲的に読書を
してもらいたいという願いと、
子供の活字離れに
歯止めをかけたいという思いを込めて
国が制定したものなんです。
国が制定したので、
「子どもの読書活動の推進に関する法律」
なんていうお堅い名前の法律まで
あるんですよ。
しかし国が法律を作ってまで
記念日を作らなければならないとは!
子供の活字離れは
それだけ深刻だったのでしょうね。
ちなみに、
4月23日という日付は、
語呂合わせなどではありませんよ。(笑)
4月23日は、
スペインでは
「サン・ジョルディの日」
という記念日があり、
さらにその日は
スペインの作家
セルバンデスの命日でもあることから、
スペインでは
親しい人に本をプレゼントする日として
親しまれていました。
そのスペインの行事に
何とかあやかろうとしたのがユネスコ。
4月23日は
偶然に、
世界の有名作家の
誕生日や命日が多いこと、
そしてスペインの勧めもあって、
4月23日を
「世界図書・著作権デー」
としました。
そんな
スペインの行事と、
ユネスコの決めた記念日により、
4月23日は本の記念日として
すでに定着していたことから、
子ども読書の日も
同じ4月23日になったのです。
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子ども読書の日にちなんだイベントは?
子ども読書の日は、
国が制定した記念日です。
やはり国の力というのは、
大きいものなのでしょうね。
全国の図書館や公民館
小学校や中学校などで、
おはなし会や紙芝居などの
子供向けのイベントが
多数開催されています。
親子同伴が可能なイベントも
多数ありますので、
お住まいの地域の広報誌や、
市町村のサイトなどで、
調べてみましょう。
実は
読書嫌いの子供は、
パパやママも
読書をしない人が多いのです。
パパやママが
楽しそうに本と触れ合っていると、
自然と子供も本に興味を持つもの。
普段あまり本に触れあうことのない人も、
この機会に親子そろって
イベントに参加し、
親子で本に親しんでみましょう。
子どもを読書好きにさせる
良いきっかけになるかもしれませんよ!
まとめ
いかがだったでしょうか?
インターネットや
テレビゲームが普及し、
活字離れが深刻な現代ですが、
読書は、
子供にとって
様々なメリットがあります。
子ども読書の日には、
ぜひイベントに参加させ、
本に触れさせてあげてください。
活字嫌いなお子さんの場合は、
パパやママが一緒だと、
行ってみようと思うかもしれませんよ。