牡蠣の天然と養殖の違いとは?その違いを徹底解説!!
世界中でたくさんの人に
食べられている牡蠣☆
みなさんは
「天然の牡蠣」と「養殖の牡蠣」
の違いについて、
どの程度知っていますか?
筆者は
何となく天然もののほうが
美味しいような
気がしてしまいましたが
果たしてそれは正解なのでしょうか?
何がどのように違うのか
知っておくと、
いざ買うときに
役立ちますよね♪
そこで今回は、
牡蠣の天然と養殖の違い
について調べてみました!
Sponsored Link
目次
牡蠣とは?
まずは牡蠣の産地や
代表的な牡蠣の種類について
見ていきましょう★
牡蠣の有名な産地は?
日本一の生産量を
誇っているのは
やはり「広島県」!!
広島では、「県の魚」に
牡蠣が認定されているように、
牡蠣に対する想いは
人一倍強いといいます。
ほかに有名な産地としては、
宮城県や岡山県などがあります☆
真牡蠣(まがき)
私たちがスーパーなどで
よく見かけているのが
この「真牡蠣」。
太平洋側で養殖されることが多く、
旬の時期は冬です!
水揚げされる時期は
10月~4月の半年間。
岩牡蠣と比べて
大きさは小ぶりですが、
クリーミーな味わいがして
旨味が凝縮されていますよ☆
真牡蠣は、
ほどんとが養殖で
育てられていて
1年~3年ほどの時間をかけ
育てられます♪
岩牡蠣(いわがき)
一方、岩牡蠣は
日本海側でよくとれるもので
旬の季節は夏。
水揚げされる時期は
6月~9月の約3ヶ月間です!
筆者は、てっきり牡蠣は
「冬が旬」だとばかり
思っていましたが、
岩牡蠣は夏が旬だったんですね★
岩牡蠣は
ゆっくりと時間をかけて
成長していくため、
殻は全体的に分厚く、
身は大きく育ちます!
真牡蠣と比べると
目で見て分かるほど
大きいですよ☆
また、
岩牡蠣は
ジューシーで繊細な
味をしているといいます♪
このように見ていくと
牡蠣の天然と養殖の違いは、
「真牡蠣」か「岩牡蠣」かと
いったところにあるんですね!
天然の牡蠣=岩牡蠣だった!
みなさんは
今現在市場に出回っている
天然の牡蠣は、
ほとんどが
「岩牡蠣」だということを
知っていましたか?
岩牡蠣は天然もののため
大量に作ることができず
ものすごく
希少価値はあります★
それと同時に値段も上がってしまい、
真牡蠣は1粒300円~
600円程度なのに対して
岩牡蠣は1粒1000円以上
するんだとか…!!
ものすごく高いですよね!!(驚)
岩牡蠣はなぜ天然ものが多いの?
養殖されている真牡蠣に対し、
なぜ岩牡蠣は
天然のものが多い理由とは
何なのでしょうか?
真牡蠣とは、
満潮のときに海水に浸され
干潮のときには
空気にさらされる
いわゆる浅瀬に棲んでいます☆
一方、
岩牡蠣は深場に棲んでいるため
なかなか真牡蠣と比べると
養殖がしにくいんです。
そのため、
岩牡蠣は天然のものが
多いんですね♪
「天然」岩牡蠣の特徴を見ていこう!
天然岩牡蠣の特徴とは
どんなものが
あるのでしょうか?
夏は旬!
先ほども書いたように、
真牡蠣の旬は冬ですが
岩牡蠣の旬は「夏」です★
夏が旬の理由は
・岩牡蠣は夏に栄養が高まって
身が引き締まりおいしくなること
・素潜りで取る岩牡蠣は
冬場は収穫できないため、
夏にしか市場を出回ることがない
という2点の理由が挙げられます!
殻の厚さ
殻の厚さにも
岩牡蠣の特徴が表れています。
岩牡蠣は深場に棲んでいるため
周りは敵だらけ…!
そのため、
殻はごつごつしていて
非常に厚い殻となっています!
一方、
真牡蠣は浅瀬に棲んでいるため
殻は薄くオイスターナイフで
開けやすいですよ☆
岩牡蠣の味は濃厚
身が大きく旨味がある岩牡蠣は
味にコクがあり濃厚です!
もちろん真牡蠣の中にも
濃厚な味のある牡蠣はありますが
最近では大きい身の牡蠣は
サッパリとした味わいのものが
多いですよ!
Sponsored Link
真牡蠣はなんで養殖だけなの?
先ほど書いたように
「真牡蠣」はほどんとが
養殖で育てられているんです!
では、
なぜ真牡蠣は天然のものが
ないんでしょうか?
実は、
細かくいえば
ないわけではないんです!
料亭などでは
天然の真牡蠣を扱っている
ところもありますよ★
しかし、
私たちが目にしている牡蠣は
すべて「養殖」だと
思っていいでしょう!
もともと
真牡蠣というのは
食べることを目的として
養殖され始めました。
いまでは真牡蠣の養殖は
世界各地を始め
日本でも盛んに行われており、
多くの産地で
「ブランド牡蠣」という形で
出荷されていますよ♪
養殖の牡蠣の味は日々進化していた!
縄文時代から
日本では
食べられていたという牡蠣。
室町時代の後期から
牡蠣の養殖は始まりました!
海のミルクという呼び名で
昔から親しまれてきた牡蠣は、
多くの人から人気となっています★
貴重なタンパク源としても
食べられていた牡蠣は、
いまではブランド牡蠣が急増して
クリーミーでコクのあるが
多く作られるようになりました。
もちろん、
いまでもあっさりさを
売りにしている牡蠣も
たくさんあります!
しかし、
それもやはり養殖技術が
進化しているからこそですね☆
筆者は、養殖の牡蠣は
人工的に大量に作り出している
というイメージがありましたが、
大量生産を目的にしているだけでなく
味も進化していますよ♪
牡蠣の養殖というのは
水温管理をしたりなど
非常に難しく、
細やかな対応が必要です!
その管理があるからこそ
身が引き締まり、
味もしっかりします★
実際、
浅瀬で取れる真牡蠣は
取ることはできますが、
その多くは小さく形はいびつなため
食用には向きません!
牡蠣は栄養満点のスーパーフードだった!?
牡蠣は美容や健康に◎な
食べ物だということを
知っていましたか?
「低カロリー」
「高タンパク質」なのに加えて
エネルギー源となる「グリコーゲン」、
「必須アミノ酸」や「タウリン」など
私たちに不足しがちな成分も
補ってくれるんです♪
また、
「カルシウム」や
「亜鉛」などの
ミネラルも
多く含まれていますよ★
さらには、
「EPA」と呼ばれる
血液や血管に重要な成分や
「DHA」という
頭が良くなる成分も
入っているんです!
こんなに栄養満点なんて
牡蠣ってすごいですよね☆
これだけ栄養が
豊富なのにも関わらず
カロリーが
1粒たった約13カロリー
というのも驚きです!!
まさに牡蠣は
スーパーフードというべき
食べ物ですね☆
Sponsored Link
天然牡蠣は冷凍できるの?
せっかく高級な天然牡蠣を
ゲットしたなら、
冷凍保存して
長く楽しみたいですよね♪
正しいやり方を紹介するので
冷凍する際には
参考にしてみてくださいね!
1. 殻も一緒に水でキレイに洗う
殻ごと水でよく
洗いましょう。
殻の部分には
雑菌がたくさんいるため
念入りに洗うことが
大切です☆
2. 牡蠣の水気を拭き取る
キッチンペーパーなどを使い
水気を拭き取ってください!
ジップロックなど
しっかりした袋に入れて
保存すればオッケーです♪
牡蠣が
重ならないようにすると
使うときに
取り出しやすいですよ。
解凍方法
食べるときには
使う分だけ取り出して
電子レンジ 500ワットで
約3分加熱するだけ★
ラップはかけなくて
大丈夫ですよ!
火が通っているか確認して、
通っていないときは
20秒ずつ延長すればオッケーです☆
ポイント
大切なポイントは、
牡蠣に必ず
火が通っているかを
確認すること!!
牡蠣の殻が開いていれば
火が通っている合図です♪
牡蠣の天然と養殖の違いとは?その違いを徹底解説!! まとめ
牡蠣の天然と
養殖の違いについて
調べましたが、
いかがでしたか?
牡蠣の天然と養殖の違いは、
「真牡蠣」か「岩牡蠣」かと
いうところにあることが
分かりました☆
今現在市場に出回っている
天然の牡蠣は、
ほとんどが「岩牡蠣」です!
一方、
「真牡蠣」はほどんとが
養殖で育てられています。
私たちが目にしている牡蠣は
すべて「養殖」というから
驚きです♪
天然には天然の良さが
養殖には養殖の良さがあるので、
ぜひお好みの牡蠣を
食べてくださいね★