いい歯の日ってどんな日?給食ではどんなメニューが出るの?
みなさんは、
11月8日が「いい歯の日」
ということを知っていましたか?
いい歯の日が、
どのようにして誕生したのか?
また、いい歯の日に食べられている
給食のメニューについても
探っていきたいと思います。
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いい歯の日の由来
いい歯の日は、
1993年の11月8日に
日本歯科医師会が設定しました。
「1(い)1(い)8(は)」
の語呂合わせからきています。
さらに、
いつまでも美味しく、
楽しく食事をとるために、
口の中の健康を保ってもらいたい。
という願いも込められています。
80歳になっても、
自分の歯を20本以上保とう!
という8020運動があり、
それを推進する一環でもあります。
歯に良い栄養素
では、どのようなものを摂取すると、
歯にいいのでしょうか?
カルシウム
歯の原料となってくれます。
身体のカルシウムの
99%は歯と骨に含まれているのです。
たんぱく質
歯の土台である、
歯茎をつくる働きをしています。
体の成長や、
脳の発達にも
とても重要な栄養素です。
マグネシウム
歯を支える歯槽骨(しそうこつ)の
構成成分で、カルシウムの吸収も
助けてくれます。
マグネシウムが不足すると、
歯茎の流血を悪化させ、
炎症が起こりやすくなります。
それにより、
歯周病が発症したり、
悪化したりするので注意が必要です。
ビタミンD
腸から吸収したカルシウムを、
歯や骨に送り込む働きをしています。
カルシウムの利用を高めてくれる、
歯の硬さに関係する栄養素です。
ビタミンA
エナメル質を作ってくれます。
歯が作られるのに必要な栄養素です。
不足してしまうと、
歯の成長に影響が出てしまうのです。
ビタミンC
健康な歯茎を形成するのに、
役立っています。
歯周病により分解される
歯茎の構成成分である、
コラーゲン生成のために、
必須の栄養素だと言われています。
さらに、
傷の治りを早くするので、
抜歯やインプラント挿入後の
ケアにも注目の栄養素です。
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おすすめ給食メニュー
上記の必要な栄養素をもとに、
学校給食などでは、
工夫されたメニューが
たくさん登場しています。
分類ごとに、
チェックしていきましょう。
主食
大豆や乳製品には、
カルシウムが豊富に
含まれているのでおすすめ、
豆乳パン。
マグネシウムをたくさん含む、
海藻類を使った一品、
わかめラーメン。
つるっと食べられるので、
子どもたちにも大人気です
さらに、
一品で栄養素満点の
ひじきごはん。
干しひじきには、カルシウム、
ニンジンやキノコを入れると、
同時に、ビタミンAとDも摂取できます。
主菜・副菜
骨ごと食べられて、
栄養素もたくさん含まれている
ししゃもフライ。
手間いらずなうえに、
カルシウム、たんぱく質、
ビタミンDといった、
多くの栄養素が含まれています。
子どもは大好きチーズを使った
えびのチーズ焼き。
チーズにはビタミンAが
含まれているので、
いろいろなものに使えると思います。
噛むことも大切!
シャキシャキのリンゴサラダも
おすすめです。
汁物
1品で大活躍、シチュー。
牛乳をたっぷり使い、
野菜もたくさん入った
シチューはまさに大活躍!
カルシウムにたんぱく質、
ビタミンA、Cと
栄養満点です。
ビタミンDをたっぷり含んだ
きのこのスープ。
卵も入れると、美味しさもUP!
ビタミンAも同時に摂取できます。
デザート
子どもも大好きなココアを使った、
おすすめデザート、
ミルクココアゼリー。
ミルクを使うことで、
カルシウムとたんぱく質を
摂取できます。
甘いさつまいもに
大人気のチーズを合わせた、
さつまいもとチーズの春巻き。
ビタミンA、Cを含む、
人気間違いなしのデザートです。
まとめ
いい歯の日の由来と、
歯に必要な栄養成分。
さらには、
おすすめの給食メニューについて
ご紹介しましたが、
いかがだったでしょうか?
ご家庭でも
手軽に作れるものばかりだと思います。
歯の健康を考え、
1(い)1(い)8(は)を
これからも、
大切にしていきましょう。