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屋台でとった金魚の寿命ってどれくらい?長生きするコツとは?

お祭りの定番といえば、
屋台ですよね!

ついついいろいろな食べ物を買ったり
ゲームなどで遊んでしまいます。

 

そんな中でも、
特に子どもたちに人気なのは
金魚すくいです。

すくえるまで何度も挑戦したり
必死ですよね!

たしかに
金魚をすくってもらって帰るときの
あのワクワク感は、
何にも変えられない嬉しさがあります。

でも、いざとれてしまうと
どうやって飼えばいいのか
悩んでしまうところ…

 

そこで今回は、
金魚の寿命はどのくらいなのかということや
長生きさせるコツについて
調べてみました!

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気になる金魚の寿命は?

早速ですが、
屋台の金魚の寿命は、
いったい何年なのでしょうか。

一般的にお祭りの金魚は
“弱い”と思われがちですが、
そんなこともないようです。

きちんと金魚が育つ環境を整えれば
10年~15年ほどだと言われています。

 

金魚の寿命と大きさは関係しているのか

ペットショップや
屋台の金魚すくいなどにいる
金魚というと、
手のひらサイズのイメージが
強いですよね。

でも実は、
金魚はしっかりエサを与えれば、
20センチや30センチを超えるというから
驚きです!

特に金魚の祖先だといわれる
和金タイプの金魚は
大きくなる傾向があります。

 

2013年には琵琶湖で48センチ
大きさの金魚が発見され
世界最大の金魚だと
ギネス記録にも認定されました。

金魚が大きく育つ可能性が
あるということは事実なようです。

 

金魚すくいでおすすめの金魚とは?

では、金魚すくいでは
どんな金魚を選べばいいのでしょうか?

せっかくだから
長生きしやすい金魚を
選びたいですよね。

 

そのためには、
なるべく元気がよくて
素早く逃げ回っている金魚

選ぶようにしましょう。

狙いを定め、
とにかくしつこく追い回します。

元気で大型の金魚の場合は、
ポイが破れてしまう可能性があるので、
中型や小型を狙うとより良いですよ。

 

縁日などの金魚すくいの場合は、
ときどき5~6センチの大型がいますが、
通常の3~4センチの金魚よりも
とるのが難しく
上級者でしか獲得できないため、
要注意です!

 

金魚の持ち帰り方

せっかくゲットした金魚ですが、
持ち帰り方を知るだけで
長生きさせることが
できちゃうんです!

 

金魚袋に水をたくさん入れてもらう

金魚をゲットしたら
袋の中に多めに水を入れて
もらいましょう。

多めにいれてもらうことで、
もしも袋の中で
金魚がフンをしてしまったとしても
水質の悪化を防ぐことができます。

 

早めに帰る

金魚をゲットしたら
すぐに帰るようにしましょう。

ビニール袋にいれた状態だと
水温の変化が激しくなってしまい、
酸欠状態になってしまう
可能性があります。

 

振動を与えないようにする

金魚は揺らされると
弱ってしまうのに加え、
袋の中の水は
あまり水質もよくないため、
金魚はあっという間に
酸欠状態になってしまいます。

確かに子どもに金魚を持たせてしまうと、
嬉しくて振り回してしまう子もいますよね。

そういう行動も金魚にとっては
ストレスになってしまいます。

人間と同じで、
金魚にとってもストレスは厳禁です!

 

長生きさせるコツ

屋台から持って帰った金魚を
すぐに水槽に入れるのは
絶対ダメ
です。

まずは、2週間
「トリートメント」と呼ばれる
金魚の体力の回復に
努めましょう。

 

カルキ抜き

まずは水道水を中和剤を使い、
塩素(カルキ)抜きをします。

中和剤がなければ
ビタミンCのアメでも
オッケーです。

 

塩水でケア

1リットルの水に対し、
小さじ1杯程度の塩を混ぜ
濃度約0.5%の塩水を作ります。

0.5%というのは、
金魚の体液濃度に近いため、
無理なく
体力回復することができます。

 

入れ方のコツ

10分~20分の間、
袋のまま水に浮かべます。

金魚は急な温度変化に弱いため、
水温を合わせてから
袋をあけ
自然に金魚が出ていくまで
ゆっくり待ちましょう。

水が冷たすぎる場合には、
お湯などを入れて調整すると
なお良いです!

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エサをあげるタイミング

弱った金魚は
食事をするだけでも、
体力を消耗してしまいます。

そのため、
3日間はエサをあげずに
おきましょう。

金魚がかわいいと
エサをあげたくなってしまいますが
そこはグッとこらえてください。

 

1日1回か2回を目安に
5分~10分くらいで食べれる量が
ベストです!

エサにはさまざまな種類がありますが、
金魚専用を選ぶようにしましょう。

エサの中には、
浮水の上に浮かぶタイプと
沈んでしまうタイプがあるので、
もし水を汚したくないのなら、
浮かぶタイプのエサがおすすめです。

 

おすすめの飼い方は?

屋台の金魚は小さめサイズなので、
特におすすめなのが
お気に入りの『どんぶり』
金魚鉢として飼うことです。

もちろん
ホームセンターなどで売っている
金魚の飼育セットでも
良いのですが、
実はどんぶり飼育には
大きなメリットがあるんです!

 

手軽さ

どんぶりなら水槽と違い
運びやすいので
毎日の水の入れ替え
それほど負担にはなりません。

水の入れ替えをすることで、
酸素の供給もできるため
エアーポンプの設置や
ろ過フィルターなどの必要性が
ありません。

 

水をきれいな状態で保てる

常にきれいな水に入れ替えるので、
フンや食べ残しのエサによる
水質の悪化を防げます。

 

金魚の観察をできる

金魚の体調の変化にも
すぐに気が付くことができます。

小さくて手軽なので、
家族が揃うダイニングテーブルなどでも
楽しめますね!

 

どんぶりのきれいさを保つためには
どんぶりの水を
毎日入れ替えなければ
いけませんが、
金魚を育てるために
自分の手で入れ替えるというのは、
大切にしようという気持ち
芽生えますよね。

子どもがいるご家庭にとっても
いい経験となるので
おすすめですよ!

 

どんぶりで飼育してみよう

どんぶりは、
最低でも金魚の2倍以上ある
大きさ
を選びましょう。

 

水を入れ替えるポイント

水は1日1回
忘れずに行います。

どんぶりを2つ用意して、
一方に新しい水を入れ、
金魚を引越しさせるだけで
OKです!

この方法を使えば、
塩素の除去や
水温の調節が
1度に済みますよ。

 

注意点

金魚を移し替えるときは、
けっして
使わないでください。

空気に触れないよう、
水ごと手のひら
すくってうつしましょう。

 

エサやりの頻度

水槽よりも小さいサイズの
どんぶりの場合は、
1日15〜20粒程度
してください。

金魚のエサを1粒ずつ、
ゆっくり食べ終わってから
金魚にあげるようにすると、
より懐いてくれるようになりますよ。

 

病気になってしまったら…?

金魚がいつもと違う泳ぎ方をしていたら
注意して見てあげてください。

分かりやすい病気のサインは、
お腹を上に向け
泳ぎ始めたときです。

 

この場合にすぐできる処置は、
水槽に塩を0.5%ほど
入れるということです。

何回かに分けて
少しずつ
入れてください。

塩水で泳がせていると、
徐々に元気になっていきます。

 

どんぶり金魚のなりやすい病気

どんぶりで育てているとき、
1番気をつけなきゃいけない病気は、
酸欠です。

酸欠は、どんぶりの大きさが
小さすぎてしまうことにより
起こってしまいます。

金魚は、
狭い環境では
生きていけない
生き物なのです。

 

酸欠のサインは、
水面に口をパクパク出しているとき

よくエサが欲しくて
パクパクしているのでは…と
思いがちですが、
酸欠の可能性もあるので
要注意です!

 

酸欠のサインが出たら、
どんぶりを一回り大きくしましょう。

高さのあるものではなく、
直径を大きくすることが
重要ですよ。

 

屋台の金魚を長生きさせるコツまとめ

夏のお祭りに欠かせない
屋台の金魚について、
その寿命
長生きさせる方法
ご紹介しましたが、いかがでしたか?

せっかく苦労してつかまえた金魚なら、
長生きして欲しいですよね。

 

大切なのは、
トリートメント後の育て方です。

ぜひ愛情を持って
きちんとしたやり方で
育てていきましょう!

 - 子ども, 季節_夏, 未分類, 豆知識